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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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雪道でスタックした2年前、お世話になったヨガマット。

雪道でスタックした2年前、お世話になったヨガマット。

 1月の終わりからぐっと気温が下がり、雪が降り続く日が増えました。日中の最高気温も0℃から上昇することがなく、降り続く雪で事故や列車の遅延などが起きやすくなるので、毎日用心しながら生活しています。

 この間の週末に標高1200mぐらいの山へ歩きに行ったのですが、そこの駐車場へ車を止めようとした際、雪の深みにはまり車がスタック!幸い5分ほどで深みから脱出することができたのですが、実は2年ほど前も雪が多く積もった日の後に、小さな舗装されていない道へ誤って入ってしまい、車がスタック。車がどうにもこうにも動かなくなったことがありました。


2年前の車のスタックの際に、美しいスイスの田舎雪原風景を汚くしてしまいました、近隣住民の皆さん本当にごめんなさい。

2年前の車のスタックの際に、美しいスイスの田舎雪原風景を汚くしてしまいました、近隣住民の皆さん本当にごめんなさい。

 その時は、夫と二人で車を押しつつ、アクセルをふかしながら雪と泥道の深みから抜け出そうとがんばったのですが、なかなかうまく行きませんでした。

 ふと、夫がトランクにヨガ用マットを積んでいた(ヨガをする者は我が家にはいないのですが。笑)のを思い出したらしく、それをタイヤの下に敷いて滑らないようにし、バックで何度も車を進めていったら、やっと雪道から抜け出すことができました。


雪かきをしてもきりがないぐらいの積雪。階段を昇ろうとしたのですが……諦めました(苦笑)。

雪かきをしてもきりがないぐらいの積雪。階段を昇ろうとしたのですが……諦めました(苦笑)。

 無事家に辿り着いた後、スイスだけではなく、日本でも雪の積雪が多い地域は少なくないため、こういうことは良く起こるだろう、どうしたらよかったのかな?――と後学のため、日本自動車連盟(JAF)のウェブサイトを覗いてみました。
 やはりタイヤの下に布や砂など敷くのが良いようですね。また、雪の塊に乗り上げてしまって動けなくなったら、タイヤで行き来させて雪を踏み固めたり、タイヤが浮いてしまっている場合は、雪をかき出してタイヤを接地させるなど、色々アドバイスが書いてありました。


終日終夜、除雪車が大活躍。

終日終夜、除雪車が大活躍。

 それでもうまく行かない場合は、やはり自力での脱出を諦めて助けを呼ぶしかないのでしょうね……。

 さて、 「よかったよかった、今回は無事雪の深みから脱出できた!」とその駐車場から出ようとした時、入れ替わりに駐車場へ入ってきた車が同じようにスタックしていました。


雪景色も雪も好きなのですが、あまり降りすぎませんように!

雪景色も雪も好きなのですが、あまり降りすぎませんように!

 その車はタイヤが雪の中に埋まって、どうにも動けない状態となったので、みんなで雪を掻き出して、どうにか脱出させました!

 雪には慣れているはずのスイス住民とはいえ、運悪く深みにはまったりすることはやはりありうるため、雪の多い地域にお住まいだったり、車でお出かけになることがあるという方は、雪の事故にご注意くださいね!


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