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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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ドイツ鉄道(DB)の夜行列車。一晩お世話になります!

ドイツ鉄道(DB)の夜行列車。一晩お世話になります!

 ほぼ毎年、クリスマスは夫の実家がある北ドイツの義理両親宅で過ごすことが多いのですが、今回は例年と違う交通手段でクリスマス帰省をすることにしました。

 それは――夜行列車です!


列車内の長い廊下。画像右手は全部寝台個室になっていました。

列車内の長い廊下。画像右手は全部寝台個室になっていました。

 日本では年々夜行列車が減ってきているという話を聞いたことがありますが、ヨーロッパでも「夜行列車で旅行」というと、やはり若者のアドベンチャーな旅……というイメージを持たれているような気がします。
 実際クリスマス前に同僚たちに「スイスからベルリンまで、夜行列車で旅する」と言ったら、「えーっ、スゴイねえ。なんだかゆっくり休めなさそうだねえ!」と驚かれてしまいました(笑)。


寝台個室。洗面台はどの部屋にもある、と聞いていたのですが、どこだ〜?

寝台個室。洗面台はどの部屋にもある、と聞いていたのですが、どこだ〜?

 夜9時すぎに出発地のバーゼル(Basel)駅へ行くと、乗車するはずのプラットフォームの表示には、「プラハ/ベルリン行き」とあります。プラハ?私たちが行きたいのはベルリンなんですが、この列車で合っているのかしら……? 不安になり、そばにいた車掌さんらしきスタッフの方に尋ねると、途中で列車が分かれて、それぞれベルリンとプラハに向かうため、両目的地が表示されているのだとか。

 いよいよ列車内へ。噂には聞いていたのですが、夜行列車の室内は最高に……狭かったです。身動きできないぐらいでした(苦笑)。私たちの部屋はトイレ・シャワーがなかったのですが、トイレ・シャワー付きの部屋は、わずかに広かったような気がします。


あ、この扉の向こうにありました(笑)。

あ、この扉の向こうにありました(笑)。

 家を出る前に、夕食もお風呂も家で済ましてきたため、寝台列車では特にすることもなく、ゆっくりと二段ベッドでくつろぎ、すぐにそのまま寝てしまいました。

 夜中にも時々列車が駅に停車をしている様子が感じられ、乗客が乗り降りしているようでした。こんな夜中にみんなどこへ行くのかしら……と思いつつ、うとうとするものの、列車のガタゴト揺れる振動と音で熟睡はできず、なんとなく寝不足な状態で夜が明けました。


熱いコーヒーと?朝食ボックス?が届きました。小さなパン2つとバターやジャムなどが入っていました。

熱いコーヒーと?朝食ボックス?が届きました。小さなパン2つとバターやジャムなどが入っていました。

 朝6時半ごろ、車掌さんが箱に入った簡易朝食を持ってきてくれました。それからまもなくベルリン中央駅へ到着!
 早朝にもかかわらず、駅内ということで、パン屋さんやお店は開いていたのでほっとしました。それにしても寝台車でゆっくり眠れなかったので、眠気と戦うのが少々辛かったところでしょうか(笑)。

 さらにベルリンから2時間ローカル列車に揺られて、無事義理の両親宅へたどり着きましたが、本当に長い旅デシタ。(飛行機だと2時間)それでも初めての夜行列車経験、とても興味深い旅でしたヨ。


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