入り口のポストのような箱に2スイスフランコインを投入すると、回転扉が動いて中に入れるようになっています
先月、フランス語圏の街、ヌーシャテル(Neuchâtel)を訪れる機会があったので、うろうろと街を歩いてみました。その時、気になって入ってみたのが、10世紀末に建てられたというヌーシャテル城の横にある、これまた中世風な牢獄塔。
なんと、ヌーシャテルにある建築物の中でも一番歴史ある建物の1つらしく、だいたい1000年ぐらい前に建てられたものだそう。
長くて急な木製の階段をゆっくり上っていきます。梯子をのぼっている気分
毎年4月から10月まで公開されているということで、それなら行ける、今行っておかねば、と石造りの狭い入り口を入ってみました。入り口には誰もおらず、無人で、2スイスフランをドア横の大きな箱に投入するようになっていました。
お金を入れると、回転式の自動扉が動いて、中に入れるという仕組みのようです。
この牢屋は1848年まで実際に使われていたそうです。内部は真っ暗!
狭い回転扉を抜けると、そのあとは、さらに狭くて急こう配の階段が待っていました。体が不自由な人や小さな子どもたちには、ちょっと上っていくのが難しそうな塔です。
どれだけの牢屋があるのだろう、と思っていたのですが、中はそんなに広くも高くもなく、2つぐらい牢屋があるのを見ただけでした。
内部は本当に真っ暗で何もありませんでした。こんな暗闇の中で一日中過ごしていたのでしょうか、お手洗いとかは???
ひーこらとさらに階段を上っていくと、やっとのことで塔の屋上へ到着。そこには見事なパノラマな眺めが! しばしヌーシャテルの美しい街並みと湖を眺めて、一息つきました。
★Tour des Prisons★ (情報は2014年5月現在)
-開館時間
4月1日~10月31日まで毎日午前8時から午後6時
-入場料
CHF 2.- (回転式自動扉).
牢獄塔のてっぺんから見るヌーシャテルの眺め
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2 - Comments
かなやより:
2014 年 05 月 20 日 16:08:05
この牢獄塔も含め、こうした中世の史跡がいまだ街の中に残っていること自体に驚きを覚えます。これがヨーロッパの奥深さなのでしょう。
小島瑞生より:
2014 年 05 月 21 日 03:02:31
かなやさま、コメントありがとうございます!
そうですよね!当たり前のように、そこここに中世の建物が残っていて、現在もそれを感じることができるので、ヨーロッパにいると常に現在と中世時代を行き来している気分になります(笑)。
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