ドイツ語圏地域のように整然とした街並みですが、小さな石畳の路地、建物などがイタリアのそれを彷彿とさせます
普段行ったことがないスイスのいろいろな町を、時間がある時に週末を利用して訪れています(気分は何となく、まだ在住者というより観光客なのかも……笑)。今回訪れた町はヴァレー(Valais/Wallis)州の町ブリーク(Brig)。
近隣の町フィスプ(Visp)と並んで、スキー休暇にやってくる人たちが多いイメージがある町なのですが、フィスプに比べるとブリークの町はかなり大きく、また、イタリアへ続くシンプロン(Simplon)峠が近いからか、イタリアンな文化とドイツ語圏スイス文化がミックスされたような面白い町でした。
この町で話される第一言語はスイスドイツ語ですが、チューリヒやバーゼル、ベルンなどで話されるスイスドイツ語とはかなり異なるアクセントであったので、一瞬、スイスドイツ語だと分からないほどでした! 他の地域に比べて語調が柔らか目な感じ、というのでしょうか。
ブリークの旧市街地にあるシュトックアルパー城。ガイドツアーは大人で8スイスフラン(≒930円)
そしてさらに、フランス語にもドイツ語にも流暢な人が非常に多かったです。私の在住するフリブール州も公用語がフランス語とドイツ語のため、バイリンガル・マルチリンガルな人々が多い傾向があるように思います。
旧市街地にある不思議な建物がひときわ目につきました。
シュットクアルパー城内部にある中庭
絹商人であったシュトックアルパ―のお城だそう。現在、そのお城に住まっている人は誰もいないそうなのですが、ガイドツアーで一般人が内部を見学することができるのだそうですよ! 今回は時間がなかったので、お城見学はかないませんでしたが、次回はイタリアが好きな義理の両親たちを連れて、再訪したいなあ、と思ったのでした。
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2 - Comments
かなやより:
2014 年 04 月 02 日 11:04:08
街並み、言葉、人々の暮らし…。国境沿いというのは、いろいろな文化の融合が見られて、歩いていても楽しいものですよね。
小島瑞生より:
2014 年 04 月 03 日 02:38:31
かなやさま、コメントありがとうございます!
スイスにいて面白いなあと思うのは、九州ほどしかない小さな国なのに、いろんな言語・文化圏が混ざっているため、国内にいながら海外旅行をした気分になれることでしょうか。同じスイス人同士が公用語以外の言語(英語)で会話しないといけない場面も多いのは、逆に大変そうだなあと思いますけどね(苦笑)……!
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