スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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フルカ峠。10月の半ばでしたが初冬のようにひんやりとした空気が流れていました。

フルカ峠。10月の半ばでしたが初冬のようにひんやりとした空気が流れていました。

 ヨーロッパも10月下旬から冬時間となり、スイスも10月の終わりごろから、冬が早足でやってきているような気がします。
 10月の終わりともなると、スイスの数ある峠が初夏まで閉鎖されてしまうところも多いので、そうなってしまう前にお気に入りの峠の一つであるヴァレー州(Valais)にあるフルカ峠(Furkapass)へ行くことにしました。


観光客からリンゴの芯をもらって、喜んで頬張るマーモット。

観光客からリンゴの芯をもらって、喜んで頬張るマーモット。

 肌寒く、曇っていましたが冬が来る前に今がチャンス!と思う人が多かったのか、車や人はとても多かったです。今回私がフルカ峠に来たのは、ぜひ会っておきたい有名人がいたから!フルカ峠にあるローヌ氷河近くの駐車場でうろうろしていると、いましたいました、マーモットです♪


男の子がマーモットとの交流をはかります。そおっと近づく彼をじい〜っ見つめるマーモット。「何?今度は何をくれるの?」って言っていたりして(笑)。

男の子がマーモットとの交流をはかります。そおっと近づく彼をじい〜っ見つめるマーモット。「何?今度は何をくれるの?」って言っていたりして(笑)。

 野生なのでしょうが、観光客からいつも食べ物をもらっているからか、妙に人馴れしているのです。マーモットが足元でちょこちょこ徘徊しながら、みんなに愛嬌をふりまきつつ、エサをゲットしている様子を見ていると癒されます。
 それにしてもネコぐらいの大きさがあり、「食べ物、くれ、くれ!」と迫られると、思わずタジタジ……となってしまいます。


近くにはローヌ氷河が迫力のある姿を見せています。氷河の中を散策することも可能(有料)。

近くにはローヌ氷河が迫力のある姿を見せています。氷河の中を散策することも可能(有料)。

 にじり寄られても、ミネラルウォーターしか持っていなかったため、何もあげられませんでした、ごめんねマーモット君。


まだお腹がすいているのか、食い意地がはっているだけなのか。別の観光客に迫るマーモット(笑)。

まだお腹がすいているのか、食い意地がはっているだけなのか。別の観光客に迫るマーモット(笑)。


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  • 5 コメント

5 - Comments

道下より:

2014 年 11 月 05 日 13:12:06

同じような光景がここ北海道・十勝でも見られます。観光地に向かう道路には時々、キタキツネが出没します。その際、観光客が珍しがってえさを与えるのです。その味を知ってしまったキタキツネは道路近くを歩くようになったということなんです。特にこの時期は多いようです。

小島瑞生より:

2014 年 11 月 07 日 05:11:42

道下さま、コメントありがとうございます!十勝でも同様の現象が見られるのですね、しかもキタキツネ!
やはり野生動物もエサやり機(人間)と認識すると、慣れる(利用する?)のでしょうね。本当は野生動物にエサを与えるべきではないのだとは思いつつ、愛くるしさに負けてしまいそうです……十勝のキツネくんたち、交通事故には気を付けて!

道下より:

2014 年 11 月 07 日 13:15:39

小島さま、そうなんです。実は昨日の記事ですが、世界遺産の知床で野生のヒグマに車窓から餌を与える観光客の行為が問題となり、北海道は餌やり禁止を決定しました。従わなければ氏名を公表するという強硬手段に出るとのことです。どうやら、ヒグマの写真を撮りたいがゆえにサケなどを放置しておびき寄せる行為もあるようで、なかなかディープな問題が浮き彫りになっています。愛くるしい動物ならいざ知らず、ヒグマの餌付けはやはりいただけません。

小島瑞生より:

2014 年 11 月 08 日 04:28:11

≫道下さま
ぎょえー、そうなんですか、キツネならまだしもヒグマまで餌付けしようとする人たちがいるとは……(汗)。あまり見ない野生動物を見て、わー写真だ、フェイスブックに載せなきゃとか思って、ヒグマは猛獣であることを忘れてしまうのかもしれませんね。それにしても毎年クマに襲われて亡くなられる方の記事も新聞で見たりするため、北海道のエサやり禁止法は理に適っていると思います。そうでないと、冗談抜きで、“犠牲者”として新聞等で自分の氏名が公表されるのは、あまりに悲しすぎますものね。

道下より:

2014 年 11 月 09 日 15:19:59

そうですよね。とはいえ、それほどこうした無謀な行為が多いということなんでしょうね。

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