ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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Cafe Caramello社のクリームコーヒー

Cafe Caramello社のクリームコーヒー

 インスタントコーヒーでも、粉ではない。クリーム状のコーヒーをミルクや熱湯で溶かして飲む、新感覚の「クリームコーヒー」がブラジルの人々からも注目を集めています。

 ブラジルはコーヒー大国。広大な領土を強みに世界トップクラスの生産高を誇ってきましたが、その飲み方は至って保守的で、ローストしてひいた粉をたっぷり使って抽出するホットコーヒーかミルクコーヒーというのが一般的です。

 コーヒーは、豆そのものに価値もありますが、実はその飲み方、飲ませ方、飲む空間などで味が変わり、コーヒービジネスは世界的に常に変化が求められる世界と言われます。

 「コーヒークリーム」はブラジル人の趣向を考慮し、豊富なブラジルコーヒーに一工夫加えた目新しい商品です。


クリームコーヒーの各種瓶詰

クリームコーヒーの各種瓶詰

 ブラジルで他に先駆けて「クリームコーヒー」を生産、販売するのが、Cafe Caramello社です。7月7日から9日までサンパウロ市内で開催された名物イベント「日本祭り」のブースでも試飲即売会が開催され、多くの人が関心を寄せていました。

 約4年前から生産を開始したという「クリームコーヒー」は、コーヒー液と砂糖をベースにした濃縮コーヒーです。この基本のコーヒークリームの他に、バニラやアマルーラ、チョコレート、ミント、ラムなどを加えた数種類の味のクリームコーヒーがあります。グルテンフリーでラクトースや保存料、安定剤も不使用です。

 飲み方も簡単で、スプーンで少量をコップに入れ、ミルクか熱湯を注ぐだけ。エスプレッソのように泡が立ち、粉のインスタントコーヒーよりは、何となくぜいたくな気分で飲める一杯です。

 ブラジルにはドーセ・デ・レイチというクリーム状の瓶入りのお菓子があります。クリームコーヒーの発想もそれに近いような感覚と言えます。


2017年7月8日の日本祭りの会場で行列のできるCafe Caramello社のブース

2017年7月8日の日本祭りの会場で行列のできるCafe Caramello社のブース

 Cafe Caramello社のブースは日本祭りの会場の中でも、常に行列のできていた店の一つで、人々の関心の高さをうかがわせました。最終日にはやはり完売している味もありました。

 「クリームコーヒー」はまだ一般のスーパーでなじみのある商品ではありません。インスタントコーヒーの新境地として、今後ブラジル国内外で広まっていくのか興味深いところです。海外へもブラジルのお土産としてセレクトしたくなる一品です。


クリームコーヒーのパンフレット

クリームコーヒーのパンフレット


クリームコーヒーの各種瓶詰

クリームコーヒーの各種瓶詰


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