つい最近『情けは人の為ならず……』な体験をした友人の話です。このイギリス出身の友人は、日頃から誰にでも親切なのですが、その友人にラッキーなことが起こったのだとか。

　それはある週末の山。山登りが大好きな彼は、いつものように近くの山を歩いていたのだそうです。しばらくして、どうも山道に迷ったらしい風の男性に遭遇。スイス南部のティチーノ州（イタリア語圏）在住だという、そのドイツ語圏スイス出身のその男性は、友人が案じた通り、山から下りる道が分からなくなってしまっていたのでした。

　そこで友人は、一緒にそのイタリア語圏在住の男性と下山、さらにその男性が乗って帰らなければならない列車の時間も迫っていたことから、車で駅まで送ってあげたのだそう。

　果たしてその山道で迷っていた男性は、イタリア語圏ティチーノ州にある４つ星ホテルのオーナーで、その友人と奥さんを彼のホテルに招待してくれたのだそうです！スゴイ！

　そんな話を聞いて、さっそく私も困っていそうな人を見かけたら助けてあげないと！（笑）――とヨコシマな考えを持ったのですが、私はどちらかといえば山道に迷って救助される立場の人間なので、逆に恩返しをしなければならないような気がします。そしてお礼に何ができるのか……というと何もできなかったりするような（苦笑）

　うーむ、残念（？）
　

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