スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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スイス各地で開催されているカーニバル

スイス各地で開催されているカーニバル

 現在はカーニバル(謝肉祭)で盛り上がっているスイス。

 カーニバルといえばブラジルの「リオのカーニバル」やイタリアの「ベネチアのカーニバル」が有名ですが、スイスでも地域により規模はさまざまですが、2月~3月にかけてカーニバルが開催されるところが多くあります。


カーニバルの伝統菓子がスーパーで山積みになっていました

カーニバルの伝統菓子がスーパーで山積みになっていました

 この時期は「ファスナハト・シュエシュリ(ドイツ語)」とか「メルヴェイユ・ドゥ・カルナヴァル(フランス語)」という名前の伝統菓子がスーパーの棚に並びます。

 これは顔の大きさぐらいの、粉砂糖がかかった薄く白いせんべいのような形の揚げ菓子です。

 パリパリさくさくとした口当たりで食べやすいのですが、材料には小麦粉や卵、クリーム、砂糖がたっぷり使われており、カロリーは結構ありそう。食べ過ぎに注意せねば…。


薄くて白いせんべいのような「ファスナハト・シュエシュリ」

薄くて白いせんべいのような「ファスナハト・シュエシュリ」

 カーニバルは、もともとレント(四旬節)と呼ばれる1か月半ほどの期間に断食をしたり、質素に生活をしたり、はたまた自分の行いを振り返って悔い改めたり、といったことをすることになっていました。

 そのためレントが始まる前日に、当時ぜい沢品だった卵や肉、ミルク等を使い切る目的から、こういったお菓子が食べられるようになったそう。


一日中、夜遅くまでブラスバンドの大音量が聞こえていたルツェルンのカーニバル

一日中、夜遅くまでブラスバンドの大音量が聞こえていたルツェルンのカーニバル

 さてスイスで一番規模が大きく、有名なのがスイス北部にあるバーゼル(Basel)という町のカーニバル。バーゼルのカーニバルは、2017年12月にユネスコ世界無形文化遺産にも認定されています。歴史は古く14~16世紀にまでさかのぼります。
 
 バーゼルのカーニバルは午前4時から始まるパレードで幕が上がります。カラフルな衣装やマスクの人たちが、山車(だし)を引いたりブラスバンドの演奏をしながら町を練り歩きます。


様々にクリエイティブなコスチュームの人たちがたくさん

様々にクリエイティブなコスチュームの人たちがたくさん

 他にはスイス中部ルツェルン(Luzern)という町のカーニバルも盛大で、しかもかなりにぎやかなことで有名です。騒がしくブラスバンドの楽器や太鼓で盛大に曲を奏でるのは、「悪霊」とされる冬の終焉を願い、冬を蹴散らして春を呼ぶ意味があります。

 ルツェルンのカーニバルを見に訪れたことが一度ありますが、深夜になっても吹奏楽の大音量の演奏があちこちで聞こえ、よく眠れなかったのを覚えています(笑)。

 とはいえお祭りのような楽しい雰囲気の中コンフェティ(紙吹雪)があちこち舞い、そして不思議なマスクやカラフルなコスチュームの人たちがそぞろ歩いている様子を見ていると、何だか自分がどこか異世界にいるようで面白かったです。


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