メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 みなさんにおなじみのメキシコの名酒テキーラの発祥地、テキーラ村をぶらぶらとしていた時の事。
 おや?と足元の歩道を見ると、黒いガラスのような石がはめ込まれています。

 歩道自体が手作り感たっぷりなのですが、そこに少々違和感ある重厚な黒光りするこの石。

 和名で黒曜石(正しくは黒曜岩)。


この黒い部分が黒曜岩。

この黒い部分が黒曜岩。

 メキシコでオブシディアナ(Obsidiana)と呼ばれるこの石は、火山性の岩石の一種で、成分はほぼガラス質とのこと。
 そういえばそうよ、このテキーラ村はその名を冠にした火山テキーラ山の麓。周辺の村々や畑、道ばたにも、この黒曜石はごろんごろんしています。
 その表面はなめらかで、真っ黒なガラスそのもの。

 ただし、気をつけなければ行けないのは、その断面は非常に鋭利だと言う事。


貝のように薄い段差が表面にあります。

貝のように薄い段差が表面にあります。

 大きな岩から欠け落ちたこの黒い石は、鋭く尖り、このまま何かをスパッと切ることができそうなほど。しかも、自然に割れた物が農道などに転がっているので、歩く際には注意が必要。

 それもそのはず。
 かの昔、この地を制していたアステカ王国では、このオブシディアナを器用に使い、武器は日常の道具にしたり、儀式の際のナイフとしていたとか。

 何億年も前の火山活動でできたこの黒光りする輝く石。
 当時のアステカ人たちと同じ物を今、こうして手に取って眺めたり、足元の歩道にはめ込んでみたり。(もちろん、アクセサリーも作られています)。

 なにか壮大なロマンを感じませんか?




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  • 4 コメント

4 - Comments

いとうより:

2013 年 09 月 15 日 11:03:45

いとうです。
スミマセン、まずテキーラ村ということ自体知りませんでした…
いわゆる「テキーラ(酒)」発祥の地なのですね。単なる、お酒の
名前かと思っていました(汗)

メキシコやブラジルは、子供が裸足でサッカーなどをやっている
イメージがありますが、このエリアではできませんね。加工した
石はきれいなのでしょうけど。

石田より:

2013 年 09 月 18 日 17:36:49

確かに黒曜石は刃物代わりに昔は使われていたようです。

ちょっと話が変わりますが、ラリーなどで車が走っているとき、よく黒曜石にタイヤをパンクさせられることがあるそうです。

Setsuより:

2013 年 09 月 21 日 09:42:37

いとうさま

コメント、どうもありがとうございます。
素足でサッカー。。。。さすがにみんな靴は履いていますよ。
中南米でも経済的に発展のスピードは遅いですが、優等生な国ですので。。。。

はい、テキーラ村です。
テキーラ山という火山の麓です。
いいところですよ。
テキーラ見学ツアー、軍団でいらしてください。
手厚くおもてなしいたします!!

Setsuより:

2013 年 09 月 21 日 09:46:46

石田さま

コメントありがとうございます。

そうです、黒曜石はぎらっと黒光りする危ないやつです。
実際、この村、街中ではそうはないのですが、すこし田舎にいくと、鋭利に割れた部分をむき出しにして道路に転がっています。
のんびりゆっくりなセダンならまだしも、そういう道をぶっ飛ばすラリー車ならパンクの原因にもなるでしょうな。

最近、この近辺の崖での化石発掘がたのしいです。
日本に持って返れば一儲け出来そうなものが、ごろごろしています。

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