ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2026.3

次の月へ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

通称「ビリビン」や「ビリビーニャ」と呼ばれる爆竹の一種

通称「ビリビン」や「ビリビーニャ」と呼ばれる爆竹の一種

 子供が遊びで花火をすることを見かけないブラジルで、花火の代わりとも言えそうな遊び道具があります。通称「ビリビン」や「ビリビーニャ」と呼ばれる爆竹の一種です。

 ビリビンは直径一センチほどの紙に包まれた玉です。手で玉を地面に投げつけると、鉄砲を打ったのかと思うような「パンッ」という乾いた音が鳴り響きます。

 突然「ビリビン」の音を聞くと、一瞬ドキッと驚かされます。


ビリビンを売っている棚

ビリビンを売っている棚

 ドキッとさせられるような音を出すものの、火薬が含まれていないため、子供でも手軽に遊びやすくなっています。

 材料表記を見ると、硝酸銀、アルコール、(洗った)砂、紙となっており、とてもシンプルです。

 小さな子供だけでなく、サッカーの試合やパーティーのように刺激を求める楽しい場で、青少年がパンパンと打ち鳴らしていることもあります。

 パーティーに参加した子供のお土産にもビリビンが含まれているとことがあります。

 ビリビンはパーティー用品店や雑誌スタンドなどでも売っているのを見かけられます。30玉入りが1.5レアル(約75円)くらいで、とてもポピュラーです。


子供でも遊べるタイプの花火(手前は手持ち花火、後ろは一本の棒から12個の玉が打ちあがる花火)

子供でも遊べるタイプの花火(手前は手持ち花火、後ろは一本の棒から12個の玉が打ちあがる花火)

 ブラジルでは遊び用の手持ち花火が、身近なスーパーや雑貨屋などで手に入りません。スーパーやパーティー用品店で、日本の線香花火のような花火は売っているものの、遊びのためではなく、あくまでもケーキに飾る花火という意識です。

 花火屋さんに行けば子供用という花火も販売されていますが、若干大振りだったり、動きが派手で少し危なっかしかったり、バラエティーもありません。

 サッカー場では火事にならないかと心配になるような花火を持って応援する観客が見られるのと矛盾する気がしますが、花火はパーティーを盛り上げるための道具であって、「火で遊ぶ」という意識はなく、火薬は危険というのがブラジルでの一般認識です。

 火薬のない爆竹「ビリビン」は、ブラジルの子供にとって日本の手持ち花火のような身近さです。

【誕生日ケーキを飾るための花火の話の参照サイト】
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201316191648




レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

  • 1102 ビュー
  • 3 コメント

3 - Comments

いとうより:

2013 年 08 月 26 日 18:18:24

いとうです。
うろ覚えですが、子供の頃投げつけて「バン」と音をさせる同じような
ものがあったような気がします。中には、投げても音がしない不用品も
混じっていたような。火をつける「爆竹」では子供には少し危ないです
からね。でも、火をつける爆竹でも遊んでいたなぁ。

石田より:

2013 年 08 月 26 日 20:19:02

「ビリビン」は、音でビリビリ来るからなのでしょうか。

おおうらより:

2013 年 08 月 26 日 22:01:46

〉いとうさま
 火焼はなくても、砂が目に入ったりしそうだし、ドキッとするような音が鳴るので危なっかしい気のするビリビンです。

〉石田さま
 名前の由来、謎ですが、ビリッとくるような音といえば音です・・・

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives