国境を越えて世界の人々が祝うクリスマス。カトリックが国教のブラジルでは国民の大半が敬虔な祈りをささげる。12月に入るとイブで渡す家族へのプレゼントに思いを巡らす。早くも年間最大の商戦は山場を迎えている。
クリスマスムード高まるブラジル(サンパウロ市内のプルース・ショッピングセンターで、11月20日写す)
11月下旬、サンパウロ市内のショッピングセンターに行った。そこでは必ず趣向を凝らした飾り付けが見られる。豆電球が点滅する公共広場のツリーの横で親が子供を撮影する光景はどこも同じ。「ほほ笑ましいですね」と、赤い帽子をかぶった女性接客係がにっこり。
高級ブティックが建ち並ぶ中心街へ足を運ぶと、通りの街路樹の幹にびっしり張り巡らされた白色イルミネーション。夜、散策するといやが上にも年が迫っているのを実感する。年末風物詩の一つになっている。
最も高いツリーはイビラプエラ公園の入り口近くに立つ。「鉄パイプを組み、飾り付けに1カ月かかる」(作業員)そうだ。ツリーを挟んで3車線の道路が走る。見とれて交通事故を起こさなければいいが…。
近年、ブラジルではカトリック信仰者が減少傾向にある。筆者が学生時代に1年休学、日系企業で実習した1965年ごろは信者数が国民の約95%と言われていた。47年後の昨年の統計では約75%にまで落ちた。世界最大のカトリック信者が住むブラジル。アルゼンチン出身のローマ法王が就任後真っ先に訪問したのも無理からぬこと。
12月には会社側が登録従業員に対し特別給料1カ月分を支払う。日本のボーナスに当たる。法律で「勤労者には年間13カ月の給料を払わなければならない」とあるからだ。日本人は将来のために貯蓄に回す人が多いと聞く。ブラジル人は経済不況の中にあってもあっさり使い切る。毎年のクリスマス内需で経済は底堅く支えられている。
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2 - Comments
いとうより:
2013 年 12 月 07 日 12:24:31
いとうです。
季節としては「夏」にクリスマスというのは、写真を見ればよくわかりますが
やはり違和感が…とはいえ、サンタの服装は世界共通みたいですね。
キリスト教の比率が下がっているというのは、興味深いです。他の宗教を信仰
している人が増えているのか(移民などもふくめ)、無宗教が増えているのか
興味深いです。
石田より:
2013 年 12 月 09 日 20:12:57
>ブラジル人は経済不況の中にあってもあっさり使い切る。
自分はこちら方が気になりました。
老後とかどうするんでしょう?
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