メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 みなさん、覚えていらっしゃいますか?

 2012年夏のロンドンオリンピック、サッカーで優勝したあの国のことを。

 大通りの往来は減り、仕事中にもかかわらず誰も彼もがテレビに釘付けになり、その優勝の瞬間、町中に地鳴りのような怒号が響き渡り、お祭り騒ぎになったメキシコ。

 ですが、プロアマを問わずサッカー専門家がうじゃうじゃいるこの国では、じつは冷ややかな反応の方が多かったのです。

 なぜか。
 サッカーというスポーツにおいて、オリンピックはさほど重要ではなく、ワールドカップこそがこの惑星のサッカー王者を決める場所だから、ということ。
 オリンピックでは、ヨーロッパの強豪チームは軒並み主力選手を出し惜しみし、2番手あたりの選手ばかりが目立ち、その中での戦いだったとのこと。
 ワールドカップこそが、どの国もトップクラスの選手を揃えて、国の名誉と威信をかけて戦うのだ、とか.

 なので、オリンピック優勝も、じつは「実力的にはあれは勝てたとは言えない」という、冷静な意見が多いのです。


昨年のオリンピック優勝は実力だったのか?

昨年のオリンピック優勝は実力だったのか?

 今年のワールドカップ出場国32カ国、その最後の最後に出場を決めたのが、あろうことかメキシコ。
 「ようやく引っかかってくれた」というのがメキシコ国民の本音。

 地域予選でどんどん負けていく中、町中には悲惨な広告すら登場してきました。
 「あの会社、この会社。ワールドカップに、もしメキシコが出られなければ、数十億ペソが水の泡」

 つまり、スポンサーとして名を連ねている大手国産メーカー、テレビ局などを皮肉ったものです。それだけの巨額を投じての一大投資合戦、コマーシャリズムも、結局のところ負けて本戦に行けなければ意味がない、ということ。
 経営陣、各メーカーの上層部は「勝って欲しい」気持ちの裏側に、こんな実情を抱えていたのです。

 ナショナルチームも、予選から本戦出場決定までの間になんと三度も監督を交代させ、選手も8割方入れ替え、やっとこさっとこ出場にこぎ着けた、というありさま。

 ブラジルでの本戦、あまり期待していないというのが正直なところのようです。





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  • 2 コメント

2 - Comments

かなやより:

2014 年 01 月 07 日 16:08:36

メキシコのW杯1次リーグはA組。開催国ブラジルとクロアチア、カメルーンとの戦いとなりますね。新聞の解説では「あと半年でどこまで完成度を高められるか」と書いてありましたが、地力のある国ですから、いい試合が見られると期待しています。

Setsuより:

2014 年 02 月 12 日 00:57:14

かなや様

コメントありがとうございます。
う〜ん、地力。。。各選手はスタミナ、技量ともに世界的にもトップに入るのではないか?とも思うのですが、如何せんマネージチームの交代劇でいまだグダグダ感いなめず、といったところです。あと4ヶ月弱。。。

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