ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

前の月へ

2026.3

次の月へ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

離乳食の初めに良いとされる黄色い食材(手前はマンジョッキーニャ、右奥はパッションフルーツ、左奥はカモミールティー)

離乳食の初めに良いとされる黄色い食材(手前はマンジョッキーニャ、右奥はパッションフルーツ、左奥はカモミールティー)

 ブラジルでは生後6ヵ月から離乳食を始めるようにと一般的には言われます。実際にはもっと早くから食欲のある子供もおり、3ヵ月ごろから離乳食を食べ始める場合もあります。

 いつから離乳食を始めるにしても、様々な食材が並ぶ食品売り場を見ると、何を食べさせて良いか迷いが生じます。

 そこで、ブラジルではどの食材を使えばよいかすぐに判断できるように、段階ごとに食材を色分けする方法があります。

 最初は「黄色」の食材、その3ヵ月後くらいには「オレンジ色」の食材、さらにその3ヵ月後くらいには「赤色」の食材という風に、離乳食で使える食材を設定しています。


離乳食の第二段階に入った時に良いとされるオレンジ色の食材

離乳食の第二段階に入った時に良いとされるオレンジ色の食材

 黄色の食材を代表するのは、ジャガイモ、マンジョッキーニャ(南米原産のイモ類)、バナナ、リンゴ(果肉が黄色)、パッションフルーツなどです。黄色いカモミールティーも鎮静効果があり、安眠できるということで、水分補給に適したお茶とされています。

 オレンジ色の食材は、オレンジ、ニンジン、パパイヤ、カボチャなどです。ただし、オレンジ大国のブラジルでは、フルーツ売り場で何種類ものオレンジが販売されています。蜜柑のタイプも含めると季節や店によって、簡単に思いつくだけでも9種類は店頭に並んでいます。そのような中、酸味が少なく甘い「リマ」と呼ばれる種類が離乳食の時に勧められるオレンジです。

 赤色の食材は、トマト、イチゴ、赤みの肉などです。


離乳食の第三段階に入った時に良いとされる赤色の食材(右は牛肉)

離乳食の第三段階に入った時に良いとされる赤色の食材(右は牛肉)

 離乳食に使う食材を段階ごとに色分けされれば、思いのほか迷うことなく離乳食の食材も購入できます。単純な色分けとはいえ、確かに色が薄い方が胃腸への刺激も緩やかな気がします。

 色々な野菜や果物をスープ状にして食べられるようになれば、1歳前後ともなると、ブラジルでは国民食の煮込んだフェイジョン(豆)を本格的に食べるようになります。


離乳食で勧められる「リマ」という種類のオレンジ

離乳食で勧められる「リマ」という種類のオレンジ


フェイラ(朝市)で並ぶ様々な種類のオレンジ

フェイラ(朝市)で並ぶ様々な種類のオレンジ


レポーター「大浦 智子」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

3 - Comments

かなやより:

2013 年 11 月 23 日 14:11:57

色分けとは、まさに生活の知恵ですね。日本の若いお母さんたちにも参考になるかもしれません。

道下より:

2013 年 11 月 23 日 15:52:21

モザイクゼリーもそうですが、食べ物ははっきりした色合いが好まれるようですね。それもお国柄でしょうか

oouraより:

2013 年 11 月 23 日 19:55:11

〉かなやさま
 言われなければ気付きにくいですが、シンプルかつ、信ぴょう性がある覚え方ですよね!
〉道下さま
 はっきりした色、なるほど。そういえば身に着ける服の色合いもパステル調や淡いものは少ないです。味覚も色合いも、分かりやすい方が好まれそうです。

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives