メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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教会は美術館

2013.01.20 up

こまか〜〜〜い石の彫刻。

こまか〜〜〜い石の彫刻。

 カトリックの国の街の中心は教会。
 新しい土地に人々がやって来て、まず最初に行うのが教会を建てる事。
 教会を中心として放射状に広がって行き、人々の集う公園、役所が出来て、その外側に商業地区が出来、住宅地、最後に農地が出来る。

 高校の地理の時間に習ったことを今でも良く覚えています。

 教会とは、カトリックの人々にとって生活の中心であり、必要不可欠なものなのです。

 そして、街の人々の神を崇める心は、教会の内部外部を彩る装飾品、芸術作品となって行きました。
 どんな田舎町の教会であっても、外見がゴージャスであったり、外は質素でも中は豪華絢爛、美術館のように何時間でも見ていられる装飾が施されてあったりと、カトリックではなくてもその場の雰囲気を味わう事ができます。


アップで見ても、手が込んでいるのが分かります。

アップで見ても、手が込んでいるのが分かります。

 グアダラハラから車で1時間ちょっとの街テパティトラン。
 この時期には珍しい雨が上がって、空気が澄み渡り、青空が色濃くいつもよりも太陽がまぶしい日曜日に、ちょっとドライブがてら訪れてみました。
 乾燥した山々の間にぽっこりと現れる「街」。
 谷間を見下ろすこの街の教会の美しさに、どうしようもなく心奪われてしまいました。


空が青い!それを貫くような教会!

空が青い!それを貫くような教会!

 二つの塔の下には、アラベスクの香りたっぷりなタイル張りのドーム。教会の建築様式としては(おそらく)ゴシック建築となるのでしょう、ステンドグラスを採用している教会が多いのが、この地域の特徴です。

 内部も、贅を尽くしているとまでは言えませんが、それでも村の人々に長く愛され続けている証拠に、さまざまな装飾が施されています。


太陽光を取り込んだ光の部分と、静寂の暗さの対比がすばらしい

太陽光を取り込んだ光の部分と、静寂の暗さの対比がすばらしい

 ドームにつけられている天窓からは、午後の光が差し込み、石造りの内部を柔らかに照らします。それとは対照的な陰の部分に、いっそう静けさが感じられるのが不思議です。

 どの街にもかならず、2カ所は教会があります。
 普段の町歩きも、ちょっとドライブでも、何度行っても飽きる事がないのが教会。この街の人々の魂でもある教会は、いつ行っても心が静まります。



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