スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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スーパーで買い物の際のレジ袋、スウェーデンでは20年以上前から有料化されています。

 しかし少し前までは、一枚2クローナ程度(その時点でのレートによりますが、一枚22円前後)でしたので、マイバックを持っていなければ気軽に買えば良いと考える国民、またはのちにゴミ袋として使うために買いたいと考える国民も少なくない様子で、あまり環境のための節約にはなっていなかったように思います。

 それがつい最近5月ぐらいから、プラスチック製のレジ袋は一枚7クローナ(約80円)に大幅値上がり、以前は2~3クローナとプラスチックに比べて割高であった紙袋も値上がりし、一枚4クローナ(約45円)に。やはり、プラスチックよりも紙のほうが環境には良いためのようです。


スーパーのレジ袋、プラスチック製が7クローナ、紙製が4クローナ

スーパーのレジ袋、プラスチック製が7クローナ、紙製が4クローナ

 理由としては、今年5月1日よりレジ袋税が大幅値上がりしたためだそうです。

 量り売りの野菜や果物を購入する際に用いたり、少量の買い物時に便利な小さな薄いビニール袋は、以前は無料でしたが、現在はそれらにも6円ほど課金しているスーパーもあり、またレジに無料の小さいビニール袋の設置を廃止したスーパーもあります。そして野菜や果物の量り売り用は、紙製に変更したスーパーを多く見かけます。


私は以前からマイバックを持ち歩いています。

私は以前からマイバックを持ち歩いています。

 日本のスーパーでよくあるような5円前後のレジ袋でしたら、それ程買いにくい気がしないのかもしれませんが、一枚80円もするとなると、やはりマイバックを持ち歩くしか方法はないと思われる方も多いかと思います。

 しかし、レジ袋の値段に関わらず、マイバックを持ち歩くなど、地球環境を守るために、一人ひとりが出来ることを考え貢献することが大切でしょうね。




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タグ:環境,レジ袋

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