台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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寸劇の最後

寸劇の最後

 チンピラたちをかわした阿恵と春嬌は、安堵の表情を浮かべます。気を取り直して、もう一度街を歩き回っていたら、春嬌が農夫たちとぶつかってしまいます。その時、チョウの形をしたブローチが落ち、阿恵が拾い上げますが、どこかで見たことがある形から記憶の糸をたどります。

 ブローチは自分の家で見掛けたものと同じ。おばあちゃんの名前も確か「春嬌」であったような…。

 そうしている間に目が覚め、大声でおばあちゃんを呼び、当たり散らしてしまたことを泣きながら詫び、慰められながら、翌日の卒業式に備え、眠りにつきました。

最後の動画
https://www.instagram.com/p/BjwnI9_nCRz/?taken-by=tfg76grad


在校生送辞

在校生送辞

 寸劇終了後は、残った儀式の部分を行いました。在校生送辞と卒業生答辞は、大体上の写真と同じような感じで行われました。


卒業証書授与式の様子(奥は楊世瑞校長)

卒業証書授与式の様子(奥は楊世瑞校長)

 緊張感漂う卒業証書授与式は、上の写真と同じ感じでしたが、楊校長は卒業証書の文言を読み上げてから、「みんな、卒業おめでとう!」と声を掛けるのが恒例となっています。

 


これもスマホ時代ならではでしょうか

これもスマホ時代ならではでしょうか

 他校でも見掛けるようになりましたが、自主制作の卒業歌では、スマホのライト機能を使って雰囲気を作りました。

 上の写真では暗くて分かりにくいですが、卒業式実行委員会のメンバーが全員前に集まり、動画を見ながら歌っていました。


ありがとうございました

ありがとうございました

 最後は、全員であいさつをして、卒業式を終えました。

 およそ1カ月、総勢120人余りで準備してきたものが終わり、寂しさがあるのかと思いきや、みんな明るい表情で記念撮影を行い、後片付けに専念していました。

 終了の時間は11:00でしたが、10:40に終わり、余裕がありました。時間が余った感じになったので、訪問時にお世話になった卒業生の方とご家族にあいさつをしてきましたが、名残惜しいのか、父兄、教師、後輩らに囲まれ、記念撮影に応じる姿が多く見られました。

 最後に感傷に浸り…と思っていたら、ある卒業生の方が覚えた日本語で返した一言が今も記憶に残っています。アニメの影響を受けたであろう一言は、「なんだよ~」「知らな~い~」など。

 それを受け、私も日本のバラエティー番組のタレントのような言葉遣いになってしまいましたが、そこを見逃さず、「あ、言った」「あ、また」と返され、「あたし、そんな言葉は使ってないよ~」と一言。

 頭をかきむしるくらいの悔しさがこみ上げる中、次の学校へ向かいました。

*参考
卒業式実行委員会のfacebook
https://www.facebook.com/tfg76grad/

同instagram
https://www.instagram.com/tfg76grad/


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