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アメリカ:シアトル

ハフマン・ワカバ

職業…兼業主婦(メーカー勤務)

居住都市…シアトル(アメリカワシントン州)

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さまざまなスイーツの並ぶエリアに登場したもちアイス売り場

さまざまなスイーツの並ぶエリアに登場したもちアイス売り場

 夏、真っ盛りのシアトル。酷暑やゲリラ豪雨の日本各地に比べれば、最高気温で30度を上回る日は数えられる程度というシアトルは、過ごしやすい場所と言えるでしょう。それでも洋の東西を問わず人々は涼を求め、そのうち、大人も子どもも大好きなことと言えば、アイスを食べること!

 コンビニやスーパーでは日本ほど種類豊富ではないもののアイスクリームが売られています。チェーン店だけでなく、ローカルごひいきのアイスクリーム専門店もいくつかあります。ですが、今年「熱いアイス」と言えば、もちアイス!


 日本ではもうおなじみですが、シアトルの場合、しばらくの間アジア系スーパーで売られている程度でした。近年は若者を中心に人気のトレーダージョーズでも見掛けるようになりましたが、どちらかというと一定客に支えられている印象でした。

 しかし、昨年ぐらいから、会員制倉庫型店である「コストコ」でも売られ、この夏には比較的高級志向のスーパーとして知られる「ホールフーズ」でも買えるようになりました。もちアイスの知名度は、気温の高まりとともにぐーんと上がっているように感じます。


 ホールフーズの場合は冷凍ケースに種類別にきれいに並べられ、ばら売りされていました。スーパーで売られているものより大きめに見えましたが、6個で8ドル。若いカップルが興味深そうに眺めた後、買っていきました。


自分で容器に詰めるセルフサービス。ばら売りなので1個でも購入可能(1.50ドル)。12個だと16ドル

自分で容器に詰めるセルフサービス。ばら売りなので1個でも購入可能(1.50ドル)。12個だと16ドル

 コストコの会員誌8月号にも紹介記事があり、注目の高さがうかがえました。コーンもスプーンもいらない、多くのアメリカ人には新感覚のこのアイス。「そのまま食べても、半分に切って食べてもよし」「チョコレートシロップにつけて、凍らせて食べてもよし」と食べ方を紹介したり、もちアイスが認知度を高め成功しているのは、「従来の慣れ親しんだフレーバーに加え、くちゃくちゃとよくかむアイスというのが新しいから」というメーカー担当者の声を載せたりもしています。


 夕方になると、アイスクリーム販売車が音楽を鳴らして近所を走ることがあります。もちアイスを売ってくれたら私も子どもと一緒に車を追いかけるかもしれません。


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