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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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この回収センターは週5回、午前か午後だけ営業中。スタッフも常駐しています

この回収センターは週5回、午前か午後だけ営業中。スタッフも常駐しています

 仕事などにかまけて何年もため込んできた粗大ごみが、物置にたまってどうしようもなくなってきたので、「寒い季節になる前に「断捨離」しよう!」と、重い腰をついに上げ、一気に片付けることに。

 壊れた洗濯機、要らなくなった棚、壊れた椅子、古いコンピューターとコンピューターデスクなどなど、できるだけ分解して小さくしてから車に詰め込み、自治体のリサイクルセンターに持って行ったのでした。


庭掃除などで出た、落ち葉や雑草はここに廃棄

庭掃除などで出た、落ち葉や雑草はここに廃棄

 私の住む町には、町民だけが使用できる「粗大ごみ回収センター」がありますが、自治体によって粗大ごみのリサイクル・回収に関する規則は微妙に違います。

 わが町のようにステッカーを各家庭に無料配布(税金にリサイクル回収代が含まれている)し、回収センターに粗大ごみを持ち込むことができるところもあれば、特殊な粗大ごみのみ有料で、あとは誰でも自由に無料で廃棄できるリサイクルセンターもあったり、または重さに応じて粗大ごみ代を支払うという市町村もあります。


不要になった洗濯機や冷蔵庫なども多く持ち込まれています

不要になった洗濯機や冷蔵庫なども多く持ち込まれています

 不要になった電化製品はもちろん、生ごみ以外の有機ごみ(雑草や落ち葉など)、ガラス、がれき、プラスチック、陶器などを回収してくれます。ちょっと変わったところでは、古い乾燥パンも引き取ってくれます。オレンジ色のごみ箱に「Pain(パン)」と書いてあったので一瞬目を疑いましたが、中身をチェックしたら、本当に古くてかっちかちになったパンが廃棄されていました。


手前のオレンジ色のごみ箱に、古いパンを捨てることができます

手前のオレンジ色のごみ箱に、古いパンを捨てることができます

 自治体によってはパンも含め食べ物は一切受け付けない(そもそも粗大ごみではないような)センターや、私の町のように乾燥した古いパンだけ例外で受け入れてくれるところなどもあるようです。


汚れた粗大ごみを泉でちょちょいと洗えるあたりはスイスっぽいです

汚れた粗大ごみを泉でちょちょいと洗えるあたりはスイスっぽいです

 こうして冬の到来前にわが家も少しスッキリしたような気がします! でも、翌日にさっそく、夫がいろいろと新しい家具やら電化製品やらを買ってきたため、結局全然「断捨離」になりませんでしたけどね―。


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