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袁緒虎（ユエン・シューフー）氏
今回はスピーカーについて紹介します。最初のスピーカーは袁緒虎氏。水中カメラマンとしてだけでなく、映像プロデューサーとしても知られていて、テレビ番組の制作などにも携わった方です。
TEDでは、バレエダンサーだった若き時代を振り返りながら、仕事の中に面白みを見つけていくことの楽しさを中心に説きました。
＊袁緒虎氏のfacebook
https://www.facebook.com/HsuhuYuan/
許瞳（シュー・トン）氏
2人目のスピーカーは許瞳氏。6月に北一女を卒業したばかりで、現在は台湾大學の文学部外国語文学科の1年生。卒業式では、3年間の成績がクラス6位の生徒に送られるPTA会長賞、校長賞（学芸方面部門）を受賞し、表彰されました。
高校2年生の時に書き上げたという散文集「桾長未及膝（筆者直訳；スカートの丈は膝に届かず）」を今年1月に出版し、作家デビューを果たしました。
ステージでは、作家としてのインスピレーション、進路に関する判断の分岐点などで迷った経験を話しました。彼女は、もともと経済、経営学方面の学部を志望していて、合格できなかったのですが、そのことを恋愛に例え、「失恋したような感じだった」と語ったのが印象的でした。
＊作品「桾長未及膝」のfacebook
https://www.facebook.com/seisyun.hitomi/
＊許瞳氏のinstagram
http://ink361.com/app/users/ig-1222721360/hitomixu/photos
趙薪（ジャオ・シン）氏
趙薪氏は新北市私立光仁高級中學の高等部に在学中の2年生。2016年のピッツバーグ国際発明展で、VR技術を用いた自転車で青少年部門の特別賞を受賞した経歴があります。ピッツバーグだけでなく、ジュネーブの国際発明展にも出展したことがあり、その時の経験や発想にたどり着くまでの経緯などを中心に語りました。
リハーサルや準備時に引率の先生や同級生らと一緒にいるときやスマートフォンをいじっている姿は高校2年生そのものですが、ステージに立ち、スピーチしている姿は堂々としていて、慣れている感じでした。
張粹方（ジャン・ツイファン）氏
張粹方氏は、現在YouTubeで歌を披露し、活動範囲を広げているYouTuberの一人です。かつては、日本の大手音楽レーベルのコンテストに参加し、賞を獲得した実績もあり、その音楽レーベルの中国語部門の所属歌手としても活動していました。しかし、所属直後に音楽レーベルの中国語部門が事業停止。当時、実績がなく、無名に近かった彼女は、これからという時だっただけに大きな挫折感を味わいました。
ステージでは、挫折感をバネに変え、ボストンにあるバークリー音楽学校の奨学金生になり、大学卒業を待って入学し、YouTubeで作品を発表することで活動範囲を広げていった経緯を語りました。
＊張粹方のfacebook
https://www.facebook.com/denachmusic/
＊同YouTube
https://www.youtube.com/user/denanadine
https://www.youtube.com/channel/UC8SL1DuWX8YpGe8Y781zq8A
顔宗海（イェン・ゾンハイ）氏
最後は、顔宗海氏。林口長庚医院腎臓科の主任で、准教授の肩書きがあります。台湾大学の医学部の学生時代から現在に至るまでを振り返り、仲間や恩師に支えられてきたことへの感謝とその大切さを説いていました。
高校で行われていることもあってか、スピーカーたちのスピーチの内容はほとんど進路に関すること、未来の切り開き方が中心でした。そして、聴衆である北一女の生徒たちと年齢が同じか近いスピーカーを中心に招待し、親近感がある雰囲気が漂っていました。
このTEDの活動に関しては、機会があったら他のところも紹介していきますので、今後もよろしくお願いします。
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