フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

スペインの代表的な生ハム。違いは一目瞭然?!

スペインの代表的な生ハム。違いは一目瞭然?!

バルセロナ市内では、すでに11月初旬から、通りのクリスマスの飾り付けが始まっていましたが、12月に入り一気にイルミネーションが彩り 街は活気づきはじめました。
ショップも軒並みクリスマス商戦に力を入れているのを感じます。

その中でも、この時期に一番 目立ってくるのが、市場や食品コーナーで丸ごと吊り下がっている「生ハム」です。
スペイン人にとって、本当に特別な自慢の食材が「生ハム」なのです。
大まかに2種類に区分され、ハモン・セラーノとイベリコ と呼ばれています。


ハモン・セラーノ(改良種の白豚の後脚が主)

ハモン・セラーノ(改良種の白豚の後脚が主)


ハモン・イベリコ(イベリコ半島原産の黒豚のみ)

ハモン・イベリコ(イベリコ半島原産の黒豚のみ)

さて、この生ハムは、クリスマスに非常に良く売れます。
12月に催されるパーティーの手土産に、クリスマスプレゼントにと、みんなに喜ばれるものです。
クリスマスに食べ始めた生ハムは、少しずつ 削ぎ切られてゆき、年明けも食べるので、日本で言う「お節料理」感覚で、手間をかけずに食べられる重宝なモノになります。
常温保存で良いので、クリスマスが近くなる12月に、家庭のキッチンにぶら下がっているのを目にするようになります。


サン・ジョセップ市場にて。その場で上手に切ってくれます。

サン・ジョセップ市場にて。その場で上手に切ってくれます。

最高級のイベリコ豚は、ベジョータBELLOTAと呼ばれ、どんぐりを食べて飼育された特別な黒豚を、約3年間熟成させ旨味成分を引き出したものです。
勿論、スペイン国内で飼育・加工されたものを指すそうです。
お値段は、強気の設定ですよ~。


イベリコ豚ベジョータ。 約7.2?ある脚一本450ユーロ/ 6万円弱!! 

イベリコ豚ベジョータ。 約7.2?ある脚一本450ユーロ/ 6万円弱!! 

今年は、フランスへ行く予定だった観光客が、スペインに周ってきたのか 観光客が多いとバルセロナ市民は感じています。
通年よりも、ハモンが売れることを期待しているそうです。

ちょっと、活気づいている生ハム売り場の店員さん達を見て、年末を感じるのは、スペインならではでしょうね。
私も今年は、買ってみようかな。


レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

  • 1043 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives