フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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店頭で売られていたパニュエットPanellets de Pinyons

店頭で売られていたパニュエットPanellets de Pinyons

10月31日の夜はどう過ごされましたか?
バルセロナを中心とするカタルーニャ地方では、諸聖人の日を祝い 前夜10月31日は 遠くの町に住んでいる家族も集まります。
そして、食卓を飾るデザートは、「パニュエット」がお決まりです。


100g 5ユーロ/約660円で売られていました。

100g 5ユーロ/約660円で売られていました。

この時期、市内のお菓子屋さんの店頭は、コロコロした小さな丸い「パニュエット」で、埋め尽くされます。

今回は、ぜひこのパニュエットをご紹介したかったのです。
作るのは簡単で、和菓子に近いものがあり、老若男女を問わず好かれています。
カタルーニャの家庭は、その日 皆で作って家族で時間を共有する機会にしているそうですよ!


知人の家族は、一人当たり10個の計算で作っていました。

知人の家族は、一人当たり10個の計算で作っていました。

材料は、卵1個に対して、アーモンド粉60g、松の実60g、砂糖60gのみです。
ポイントは、黄身も白身も微妙に泡だて器を使う点でしょうか。
200度のオーブンで10分程度(松の実が金色になった頃)です。
好みで、アーモンドの代わりにサツマイモを入れるのも良いそうです。


食後酒ムスカテルと一緒に味わうのもよいかも

食後酒ムスカテルと一緒に味わうのもよいかも

お味は、和菓子っぽい美味しさ! 
松の実がふんだんに付いていて、本来の甘さを抑えてくれていますし、小粒でついつい手が伸びる…パーティーにピッタリでした。
この地方では、洋菓子よりも、このような和菓子っぽい菓子が並ぶことが多く、最近 和菓子党の私としてはうれしい限りです。



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