フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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スペインでは、11月1日に カトリック教徒の祝日の一つで「諸聖人の日」として、故人を想い お墓参りをする習慣が有ります。
今年は、ちょうど週末にあたり、多くの人が家族で過ごしたようです。

欧州に来た当初、寒い時期にお墓参りをするのがピンと来ませんでしたが、日本では8月中旬のお盆の時期だと友人に伝えると、「暑い真夏に!?」と、かなり驚かれましたので、
昔からの習慣が たんに違和感を生んでいるのだと納得したものです。

ところで、バルセロナに来て どうしても馴染めないというか、違和感が取れないモノが有ります。

この写真を見てください。


スペイン、バルセロナ市 南西に位置する墓地。

スペイン、バルセロナ市 南西に位置する墓地。

この高層マンションの様な建物?! が、墓地なのです。
その中の窓の様なものの 一つ一つがお墓です!!
ここは、土地の傾斜を利用して側面に、カプセルホテルの様な ちょうど棺を入れることが出来る大きさの細長い穴を掘り、蓋(この写真では窓のように見えますね)を付けた墓地なのです。


 蓋は、大理石を使用した蓋

蓋は、大理石を使用した蓋

3~5段の墓地も有れば、このように高層になっている所も有ります。
親族は、故人のお墓の蓋のところに、故人の名を記し、好きだったものを装飾します。

例えば、家族で お墓参りに来た場合「あ!おじいちゃんのは、上から6段目で左から7番目の蓋よ。お祈りしましょう!」と、なるわけで…
墓前に花などのお供え物を容易に置けないのでは??
と、考えてしまうのは私だけでしょうか。




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