スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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今回の事件で犠牲となられた方のご冥福を祈ります。

今回の事件で犠牲となられた方のご冥福を祈ります。

 普通なら一番楽しいはずの週末の始まり、11月13日金曜日の夜に起きたパリでのテロ事件。今年は本当に次から次へと、楽しいことより悲しい・痛ましい悲劇ばかりが起きているような気がします。
 今回は芸術の街・パリのすべてを暗黒に陥れるような筆舌に尽くしがたい事件……。

 不幸中の幸いにも、邦人が巻き込まれることはありませんでしたが、スイスでは一名女性が負傷し、先日スイスへ戻って病院で治療中ということです。命に別状はないようです。

事件翌日の11月14日(土)からは、フランスとスイスの国境検査が強化され、ジュネーブなどの税関などでは、今後当分は税関での渋滞が強いられることになりそうだと新聞で読みましたが、これ以上被害者や事件を起こさないためにも、やむを得ないと思います。

 パリと今回の犠牲者となってしまった多くの人々のために祈る、集会やデモ行進などが世界各地で行われているようですね。私の住んでいるフリブールの町でも、犠牲者の方を悼み、今回の事件に負けずに共に団結しようという『白い行進(Marche Blanche)』が行われていました。

 空の便やTGV(フランス高速列車)などに今のところ大きな影響はないようで、毎週末パリの家族の元へ帰っている私の上司も、テロ事件の週末明けの月曜日に、TGVで無事パリから出勤。
パリのご家族や友人、親戚全員無事だったようですがかなり憔悴しきった様子でした。

 カフェで気軽に友達と語らったり、美味しい物を食べたり、にぎやかな街を笑いながら歩いたり、そんな“当たり前”だったことが、そうでなくなる、そんな生活が普通になってしまわないように、今後少しずつでも平和が戻ってきてほしいと切に思います。


 
 





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