フランス

フランス:ボルドー

針谷綾子(ハリガイアヤコ)

職業…シャトーでのワイン販売/ぶどう畑(シーズン時)
居住都市…ボルドー(フランス)
→こちらで記事をかきはじめた頃はニュージーランド南島のブレナムに滞在していました。2012年の夏から夫の仕事の関係でフランスのボルドー地方のマルゴーに住み始めました。現在滞在7年目です。ボルドーレッドで有名なワインの町です。ボルドーは小さなパリと呼ばれており、観光地としても人気があります。

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本の値札は、こんな感じです

本の値札は、こんな感じです

フランスといえば、消費税を生んだ国! 消費税のシステムは1954年からあります。日本に導入されたのは1989年からということなので、消費税において先輩です。日本のように、消費税率が定額というわけではないのがポイント。こちらでは、消費税はTVAと呼ばれて3種類あり、値段の違いは4種類あるんです。
一般(標準)税率 20% 
軽減税率 10% ーホテル、レストラン、旅行関係
     5.5% ー食、書籍、映画、美術館、電気、ガス
特別軽減税率 2.1% ー新聞?雑誌の出版、サーカス、ライブ
この一般税率と軽減税率はともに、今年の1月1日から少し税率がアップしています。去年までは、19.6%と7%でした。


スーパーマーケットのレシートはこんな感じです

スーパーマーケットのレシートはこんな感じです

フランスに来た当初、日本の5倍近く高い消費税には驚きました。けれど、意外にも日常生活の中で、あまり消費税を意識することはありません。すべて内税となっているというのも一つかもしれません。税を自然と意識することなく、品物を購入しているんですね。


本の値札 その2

本の値札 その2

フランスの人々に聞いてみると、特に消費税は日々の中で意識したことがないそう。高過ぎるとも思わないという人が多かったのにも、驚きです。また、多くの人がフランスが消費税をつくったんだよー!と 誇りを持っていました。支払っている分、国民にちゃんとかえってくるという意識からきているんでしょうね。日本はその辺が不確かな分、国民の不安と不信感につながっているのかもしれません。




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タグ:消費税

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1 - Comments

かなやより:

2014 年 03 月 19 日 16:24:18

国民が納めた税金は官僚のものでも政治家のものでもありません。国のために、きちんとした形で使われてこそ納得がいくというものですよね。

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