台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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準決勝リーグ最終戦の様子

準決勝リーグ最終戦の様子

 前回登場の林心茹(リン・シンルー)が本領を発揮したのは、準決勝リーグ最終戦の滬江高中(フージャンガオジョン、正式名称:台北市私立滬江高級中学)戦でした。

 この試合、林心茹は27得点、その内3ポイントシュート5本を決める活躍を見せました。ゲーム中は、シュートを決めるだけでなく、他の選手たちに積極的に声をかけ、チームを奮い立たせていました。

 試合は一進一退の攻防を続けながらも、要所での林心茹の活躍が効き、64-55で北一女が勝利しました。


試合終了後、復活した勝利の円陣

試合終了後、復活した勝利の円陣

 全日程を終え、北一女(ベイイーニュィ、正式名称:台北第一女子高級中學)は、悪いながらも5勝2敗、全体2位の成績で決勝トーナメント進出を決めました。

 試合終了後は、優勝した前年よく見た勝利の円陣も復活。
 チームの雰囲気も明るくなり、団結力も上がっていきました。
 


決勝トーナメントの試合中の様子

決勝トーナメントの試合中の様子

 2月9~17日の旧正月休暇と冬休みも明け、新学期が始まって落ち着きを見せた3月2、3日。台中のワールドベースボールクラシックが注目を集めている時のことでした。

 新北市の新莊體育館(シンジュァンティーユィ―グワン)で開催された決勝トーナメントでは、北一女は再度、滬江高中と対戦しました。

 
 


鼻骨骨折から復帰した趙婉晴(ジャオ・ワンチン)

鼻骨骨折から復帰した趙婉晴(ジャオ・ワンチン)

 準決勝トーナメントで鼻骨を骨折した趙婉晴は、準決勝リーグ終了後に手術を行い、この試合から復帰しました。これに加え、救世主的存在の林心茹もいることから、選手たちは自信を持って試合に臨みました。

 試合は一進一退の攻防を続けながらも、第4Q残り5分31秒の段階で66ー55と最大11点差をつけます。

 


試合終了後、相手チームのベンチに頭を下げる選手たち

試合終了後、相手チームのベンチに頭を下げる選手たち

 しかし、残り時間5分強、11点差となったことで、気が抜け、油断が生まれたのか、滬江高中のアウトサイドからの猛反撃に遭い、残り1分の段階で69-72と3点差をつけられてしまいます。

 残り10.3秒の段階で北一女はスチールから2点シュートを決め、1点差まで追い上げますが、そのまま71-72と逃げ切られてしまいました。

 試合後、落胆の表情が明確に出ていただけでなく、控え室から30分以上出てきませんでした。聞いた話では、その間ずっと選手たちは泣き崩れていたそうです。

 優勝からの再出発は、2連覇の夢が無情にもたった1点差で閉ざされました。

 翌日の3位決定戦に勝利し、3年生最後の試合を勝利で終わることができるでしょうか。
 

 次回へ続く


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