スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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日本ではありふれていても、スウェーデンでは皆無な飲み物といえば「缶コーヒー」

私自身、日本の自動販売機の飲み物で最も好きなものが「缶コーヒー」で、色々な種類の缶コーヒーを飲むことは、私が日本に帰国した時のささやかな楽しみの一つでもあります。その時に新商品が出ていたりするのを見ると試さずにはいられず、缶のデザインが新しくなっていると目に留まります。

冒頭で紹介したように、スウェーデンには缶コーヒーはまず入手できないので、スウェーデンにも広がって欲しいと思うこともありますが、コーヒーは日常的にドリップで飲むのがスウェーデンの一般的文化、カフェに行って少し贅沢に飲むのがカフェラテやカプチーノ、エスプレッソといったところです。
そのため「缶に入ったコーヒーを飲む」というのは国民にとって想像外のことという推測から、缶コーヒーが広がるのはあまり期待できないようです。

しかし最近増えているのがプラスチックや瓶に入った冷たい「コーヒードリンク」主にコンビニやスーパーの一角に売られ、通勤通学や旅行の時にも気軽に飲めることで人気があるようです。


最近スーパーで見かけるようになった瓶入りコーヒードリンク、何故かモカ、エスプレッソと日本語でも表記されていますが、もちろん日本製ではありません。日本語の文字は装飾として使われているものと想像します。

最近スーパーで見かけるようになった瓶入りコーヒードリンク、何故かモカ、エスプレッソと日本語でも表記されていますが、もちろん日本製ではありません。日本語の文字は装飾として使われているものと想像します。

日本の缶コーヒーのように多種多様性はありませんが、何となく似ているともいえましょうか、大抵はラテ、モカ、エスプレッソと同じメーカーから3種類程度が売られています。


スターバックスの国内進出に伴い流通が増えた、プラスチック容器に入ったスターバックスのコーヒードリンク。ラテ、キャラメル、モカと3種類のバリエーションがあります。

スターバックスの国内進出に伴い流通が増えた、プラスチック容器に入ったスターバックスのコーヒードリンク。ラテ、キャラメル、モカと3種類のバリエーションがあります。


街中でスターバックスのドリンク試飲会が行われていたこともあります。

街中でスターバックスのドリンク試飲会が行われていたこともあります。

そう考えると、日本では紅茶やウーロン茶は別として、緑茶やほうじ茶に関しては冷たいものはペットボトルや缶入りで広く販売されていても温かくして売られることはあまりないと思います。
温かい緑茶やほうじ茶は「国民的飲料」とも言えるのか、レストランや公共施設などでもサービスされることが多いので、ペットボトルや缶で買うものという意識は自然と薄れるように、同じようなことがスウェーデンのコーヒーについても言えるようです。

しかしアイスで既製のコーヒードリンクが広がってきた背景としては、昨年のスターバックスの国内進出や、他にもアイスカフェラテを提供するカフェも増えてきていることもあり、「コーヒーは温かくして飲むもの」という国民の観念が、本当に少しずつですが変わってきているようにも捉えられます。

近い将来、スウェーデンでもバリエーションあるコーヒーがもっと身近に楽しめるようになることを期待しています。



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