オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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さて、南ポルトガルの郷土菓子とも呼べるタルト(ケーキ)、トリオ・アルガルヴェですが、このトリオ(3種)ある材料のうちのひとつ、黒い豆がどこにあるのか?ということで、早速散策に出かけてみました。カフェの人によると、「豆の木なら、そこいらに生えてるよ!」とのこと。そこいら、と漠然に言われても・・・ならば、「そこいら、って、どこですか?」とさらなる質問をすると・・・。


こんなにたくさん!これが、黒豆。

こんなにたくさん!これが、黒豆。

「Praia!(プライア・砂浜)」という返答でした。そこで、砂浜目指して、滞在しているフラットから足を伸ばすと、ものの10分も歩くうちに、見つけました!砂浜そのものの上にではなく、そこから続く岩場の上に、日本のフジに似た木がたくさん。その木から、鈴生りでぶら下がっていたのは・・・真っ黒で、まさにあのタルトの色にそっくりな、豆だったのです。


南ポルトガルの乾燥した、赤土の土壌で育つこの豆の木。地元の人によれば、収獲は秋からで、「手がかからなくて、その上、栄養満点!」だとか。ケーキの材料にするだけではなく、スープにしたり、肉料理の詰め物にも出来る万能野菜なのだそうです。


葉の色が、空に映えて美しい。

葉の色が、空に映えて美しい。

この豆、ポルトガル語ではAlfarroba(アルファローバ)といい、調べてみたら、日本ではイナゴマメだということもわかりました。豆自体に甘さを含み、その芳香から、コーヒーの代用品(キャロブ)としても使用されるとか。乾燥したところでしか育成しない、といわれているようですが、私の家がある、雨の多いオランダでも、生えていたような気がしました。


色の黒さに注目して始まった(?)、豆ケーキ。知れば知るほど、さらにいろいろ知りたくなってきます。オランダに戻り、さっそく、このイナゴマメの木の探索に出かけました。すると・・・ありました!小ぶりではあるものの、りっぱなイナゴマメの木。豆もちゃんと生っています。この豆をもらって、ケーキを焼こうかと、今、もくろんでいる最中です。


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