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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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最後の試合でファウルアウトになり、ベンチで涙に暮れる選手

最後の試合でファウルアウトになり、ベンチで涙に暮れる選手

 台湾の高校バスケHBLでは、12チームで準決勝リーグ進出を争う男子の2次予選と女子の予選は、6チームずつA、B2組に分かれてリーグ戦を行ないます。各組上位3チームが準決勝リーグに進出し、残りの2チームを敗者復活戦で決める方法を採用しています。

 昨年までは、各組最下位は敗退。A、B各組の4、5位が対戦した予選の成績を持ち越し、A、B各組の4、5位のチームが反対の組のチームと1日2試合行ない、合計成績の上位2チームが準決勝リーグに進出するシステムを採用していました。

 今年から、A組5位とB組6位(以後一)、A組6位とB組5位(以後二)が午前中に試合を行い、午後から一の勝者がB組の4位と、二の勝者がA組の4位と試合を行い、午後の試合に勝利した2チームが”敗者復活”となります。また、敗退したチームは予備予選からエントリーしなければならないので、緊張感も違います。


午前の試合に敗れ、涙に暮れる永平高中(ヨンピンガオジョン)の選手たち

午前の試合に敗れ、涙に暮れる永平高中(ヨンピンガオジョン)の選手たち

 だから、ということではないと思いますが、勝者と敗者の表情はこれまで以上にくっきり分かれるようになりました。

 今回は女子の予選での様子を紹介したいと思います。

 上から2枚の写真は、敗者復活戦の午前の試合で敗れた永平高中(正式名称は新北市立永平高級中學)の選手たちの様子です。今回の予選で1勝もできなかった悔しさが出ています。


午後の試合であと一歩のところで届かず、敗れた苗栗高商(ミャオリーガオシャン)の選手たち

午後の試合であと一歩のところで届かず、敗れた苗栗高商(ミャオリーガオシャン)の選手たち

 こちらは、敗者復活戦の午後の試合で敗れた苗栗高商(正式名称は國立苗栗高級商業職業学校)の選手たちです。最大15点差をつけられた試合で、最後の最後まであきらめず追い上げましたが、52ー53で敗れました。

 試合前のコートでの練習では、相手チームと掛け声の大きさで戦っていて、いい雰囲気を作って臨んだ試合だっただけに、惜しい敗戦となりました。


試合終了後、泣き崩れる安樂高中(アンラーガオジョン)の選手たち

試合終了後、泣き崩れる安樂高中(アンラーガオジョン)の選手たち

 見ていて一番辛かったのは、上の写真の安樂高中(正式名称は基隆市立安樂高級中學)の選手たち。
 午前の試合を勝利し、午後は昨年の準優勝チームである普門高中(プーメンガオジョン、正式名称は私立普門高級中學)と対戦しましたが、途中までの善戦も及ばず37-53で敗退。

 試合後は、全員が上の写真のように涙に暮れました。
 


家族から慰められる選手たち

家族から慰められる選手たち

 これは他チームでもあることですが、上の写真のように選手の家族が泣き崩れる選手たちを慰める光景もありました。

 ここでの会話は、こんな感じでした。

 選手:「(涙声で)あたしが……あたしが(シュートを)決められなかった……」

 家族(左で肩に手を添えている方);「何言ってるの!あんたはね、アタシの誇りだよ!頑張ったじゃない!!」

 見ているこちらが思わず涙、涙になる光景でした。

 


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