オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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この季節、オランダの各小学校では、学期末の最終木曜日(または金曜日)に、クリスマス・ディナーを学校で食べることが恒例となっています。7~8年前の景気が良かった頃、このディナーのテーブル上には、仕出し屋やレストランからの豪華な晩餐といったメニューが並んだものでした。












担任の先生も一緒に

担任の先生も一緒に

しかし、6年ほど前から続く不景気の影響で、豪華なメニューは徐々に姿を消すことに。その代わり、父兄が各自用意したディナーを食べることになりました。といっても、何を持参するかは、各自次第。自宅で作ったものでもよし、レストランで注文したディナーでもよし、という決まりになっていたのです。


ところが不況が長引く中で、ディナー自体も、いかがなものか?という意見が学校側からも父兄からも出され、その存続が危ぶまれました。ちょうど、一昨年と昨年のクリスマスにかけてのことでした。それでも、子供たちが毎年楽しみにしているクリスマス。1年を締めくくるイベントとして、不況のためにやめるわけにはいかない、という意見に達し、どの学校でも存続させることになりました。


昨年までは、このような感じのディナー

昨年までは、このような感じのディナー

そして、今年。ちょっと志向と変えて、ということで、今度は子供たちが、ディナーを作ることになりました。小学校4年生以上の子供たちが、低学年と教員用のために調理するのです。料理指導は、レストランからシェフがやって来て行ないます。父兄たちは、材料やだ調理器具だけを揃えて持参すればよいことになりました。校庭に巨大なガス・コンロが置かれ、雨が降らなければ外で調理する、というのも子供たちにとってはわくわくするような体験になりそうです。


こんな感じになるのかも?

こんな感じになるのかも?

校内のクリスマスの飾りつけも完了し、あとはディナーを待つばかり…いえいえ、調理を待つばかり。ディナーの前日である今日、「予行演習」ということで、我が家の子供たちも小麦粉と卵を持参して、大喜びで登校しました。レストランのディナーも結構だけれど、こうして考えると、自作のディナーのほうが、子供たちにとっては、ずっと、価値があるように思えます。


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