オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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外は吹雪、それでも出かけなければ…と外出し、雪の降る中、極寒を歩いて用足しをして帰宅…。そんなとき、飲みたくなるのは?コーヒー?それとも紅茶?オランダでは、必ずといっていいほどココアと相場が決まっています。ココアは、オランダでは「ショコラーデ・メルク」(訳すと、チョコレートミルク)と呼ばれ、冬を代表する飲み物です。


オランダでは、粉に砂糖を混ぜ、ミルクを注ぐ、という作り方はあまりしません。パック入りのインスタントココアを買ってきて、電子レンジで温めるのが一般的。粉からきちんと(?)作ったほうが、ずっとおいしいのでは?と試してみましたが、どうも風味が薄く、しっくりこないのです。ミルクを変えてみてはどうか?思い、脂肪分の多いミルクなどを使ってみてもやはり結果は同じ。インスタントのココアが一番美味しい、という結果に達しました。


夏は、こんな感じに冷たくして。

夏は、こんな感じに冷たくして。

冬を代表する飲み物ではありますが、夏もしかり。カフェでは一年中、この「ショコラーデ・メルク」を注文できますし、夏はりっぱなアイスココアになります。また、涼しげな透明の小瓶入りアイスココアもあって、暑い中をラッパ飲みしながら歩く人もいます。


この「ショコラーデ・メルク」=ココアですが、オランダで改良され、このように飲みやすくなったのだそうです。かつてヨーロッパでは、ココア豆を単に砕き、そのまま湯で溶いて飲んでいましたが、味のほうは、というと、飲みにくく、あまりいただけなかったといいます。しかし、オランダのクーンラード・ヨハネス・ファン・ハウテンという人物が、製造過程に大幅な改良を加え、滑らかなココア粉を作り出すことに成功したのだとか。これをミルクに混ぜたのが、現在の「ショコラーデ・メルク」です。


雪を眺めながら…シナモン入りのココアを!

雪を眺めながら…シナモン入りのココアを!

このところ、雪と氷点下の日が続いたためか、ココアの売れ行きが非常に良く、どのスーパーも売り切れ続出。生産が間に合わないほどだそうです。我が家でも、ココアを切らしてしまいました。隣町まで行き、寒い思いをしながら、やっと買ってきたココア。あたたかくして飲みながら、その歴史を紐解くのも、なかなかオツなもののようで、冬景色を眺めながら感慨深く、そんなことを思いました。


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