メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 日本では、道路や歩道に陥没などがあった場合、翌日には素早くしっかり補修されていると思いますし、私もそういうものだ、と思っていました。

 過去に、メキシコでの道路陥没の補修工事についてお知らせしていますが、(http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20141121101150)まあこれがおおらかというかのんびりというか、遅い!


 たとえば住宅地のど真ん中にぽっかり空いているこの空洞。

 1.3メートル四方程度、向こうのタクシーと比べてみてもなかなかの大きさが口を開いています。恐る恐る中をのぞいてみると、深さも1メートルほどありそうですし、アスファルトの下の砂の層も崩れ、地中のパイプが露出されています。これが何のパイプなのか、知るのも恐ろしい気がします。

 この開口部には注意喚起のためか、黄色のレジ袋をくくりつけた棒が刺さっていますが、これだけではもちろん不十分。ないよりはマシ、な感じでしょうか。


ぽっかり開いています

ぽっかり開いています

 この陥没の目の前にあるお宅ですが、道路沿いの庭の地中から水があふれ出て来ていました。水道管が地中でどうにかなってしまっているのでしょうか。

 私自身はここの地域住民ではないのですが、管轄の市役所に連絡をしておきました。しかし1週間後、同じ場所に行った時もこの陥没はそのまま放置されていました。


右奥のタクシーと比べると大きさがよくわかります

右奥のタクシーと比べると大きさがよくわかります

 道路だけでなく人通りの多い歩道でも同じで、地下ケーブルを設置している電話会社の、メンテナンス用なのでしょうか、フタの部分が破損しています。こういうのも珍しくありません。これも見た感じ、つい最近穴が空いた、とは思えない様子。いつ直るのでしょうか。それまで怪我人が出ないといいのですが。


気をつけてね!

気をつけてね!

 道路を歩くときには常に足元に注意。遠目から陥没が見つかった時は、大袈裟なぐらいに離れて歩くこと。スマホなどのながら歩きなどは厳禁。

 メキシコの、物理的に危険がたくさん潜む道路を歩く時の注意事項ですね。


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