台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

前の月へ

2024.5

次の月へ
S M T W T F S
   1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

撮影禁止を呼びかけるボード

撮影禁止を呼びかけるボード

 今回の漫画博覧会では、日本からのゲストが1月の時よりも大きく増えました。開会式では、ゲストでTravis Japanがオープニングライブを開催、声優も「SPY×FAMILY」のロイド・フォージャー役の江口拓也さん、「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役の梶裕貴さん、そのほかライトノベルの作家、漫画家と4年前に戻った感がありました。

 しかし、ふたを開けてみたら「撮影禁止」、「(ファンミーティング)報道関係者への取材開放はせず」といったものがほとんど。過去にチェックしていた「台湾のファンたちの日本語の浸透度」や「日本から来たゲストとのコミュニケーションの取り方」が全然掴めない状態になりました。


白いパネルの壁で囲まれています

白いパネルの壁で囲まれています

 場内3カ所にあったステージで行われたサイン会やファンミーティングの多くは、上の写真のように白いパネルで覆われ、外からの全く撮影できないようになり、中の様子だけでなく、音もほとんど漏れてこないので、日程表を持っていないと何をやっているか分からないくらいでした。


DXTEENのライブ

DXTEENのライブ

 「唯一」とも言える撮影フリーだったのが、日本館の特設ステージで29、30日に登場したD XTEENでした。DXTEENは、1年余り韓国でレッスンを受け、5月10日に「Brand New Day」デビューを果たした日本人6人組の新人グローバルボイスグループです。

 ちなみに、今回が彼らのはじめての海外ライブということだそうで、日本から来たとみられる熱心なファン、台湾人のファンも多数いて、エネルギーみなぎる声援を送っていました。

【参考】
https://dxteen.com


任天堂のブースより

任天堂のブースより

 今回の漫画博覧会で目を引いたのは、サマーゲームショーに続き、任天堂でした。2月の台北ゲームショウ時にも見かけた「スプラトゥーン3」の屋台があり、サマーゲームショーで人気が高かった「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムエディション」もテストプレイの場が設けられていました。

 テストプレイは、2月のゲームショウ同様人気が高く、すぐに設けている枠が埋まるくらいの盛況でした。


記念撮影に登場したマリオ

記念撮影に登場したマリオ

 今回は、特定の時間になるとマリオが登場して来場者の記念撮影に応じていました。前出の過去2回のゲームイベントには、マリオは全く登場しなかったので、この辺りに任天堂の気合いの入り方が伺えました。

 マリオの登場の背景には、10月20日発売予定の「スーパーマリオ ワンダー」のPRもあるようで、絶好の機会になったように感じました。

【参考】
https://www.nintendo.co.jp/switch/aqmxa/index.html

 このような感じで4年ぶりににぎわいが戻った漫画博覧会。

 次回は10月6~9日に高雄アリーナで開催予定の高雄國際動漫節。こちらはどのような感じになるでしょうか。


レポーター「小川 聖市」の最近の記事

「台湾」の他の記事

  • 488 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives