メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

 紅茶探しで入り込んだ「お茶売り場」には、想像以上に豊かな品ぞろえがありました。お目当ての「シンプルな紅茶」は残念ながら選択肢がほとんどなかったのですが、それ以外の「フレーバーティー」が数多くあることには、よくもまあこれだけの組み合わせを考えたものだと驚きました。

 同じメーカーから、10数種類の異なる組み合わせのお茶が並べられており、パッケージにはその組み合わせの名前がわかりやすく書いてあります。
 
 ショウガとレモン
 ショウガとウコンとシナモン
 リンゴとクランベリー
 緑茶とマンゴー
 緑茶とラズベリー
 カモミールとミントなどなど
 
どれも、ちょっとおしゃれなカフェのメニューのようです。


全部家に並べたい!

全部家に並べたい!

 緑茶ベースやショウガベースのお茶は、健康志向の人向けのようでもあり、また、シナモンやスパイス類も一緒にしたチャイのティーバッグはおしゃれな若者たちが好んで飲んでいるそうです。

 緑茶だけのティーバッグも、各スーパーのお茶コーナーでここ数年よく見かけるようになった商品で、確実に健康志向の人がアジアのお茶に目を向けて生きていることがわかります。

 ただし。緑茶と言っても日本人のように飲むわけではなく、ステビアなどの甘味類や砂糖を加えたり、当たり前のようにミルクやレモンを加えるなどしてメキシコ流、欧米流に飲まれています。


緑茶、緑茶ベースのティーバッグも増えてきました

緑茶、緑茶ベースのティーバッグも増えてきました

 日本ではおしゃれなハーブティがこちらでは日常的なように、日本で日常的に飲まれている緑茶もこちらではおしゃれで高級な「新しい飲み物」とされています。また、これまで炭酸飲料か果物をミキサーにかけて水で薄めた(そして砂糖たっぷり)飲み物ぐらいしかなかったメキシコですが、少しずつ健康志向の商品、嗜好品に目が向いてきているようにも思います。

 いつか、緑茶を「砂糖もミルクも入れずにストレートで」飲んでいただける日が来ることを願っています。




レポーター「龍崎 節子」の最近の記事

「メキシコ」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives