台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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会場前に設置された手作りのゲート

会場前に設置された手作りのゲート

 2012年から毎年、台湾の高校の卒業式の様子を書き込んでいる「巣立つ前の大仕事」シリーズ。期待している方がいるのかどうか定かではありませんが、今年も訪問してきたので、紹介します。

 ただ…。今年は、6月3日(日)に市長賞の表彰式が控えていることがあってか、6月1日に集中。台北市内の34校がこの日卒業式を行いました。そうなると、行き先を絞り込まなければならず、そこに時間をかけたため、毎年行ってきた訪問先の新規開拓はできませんでした。

 まず今回から、6月1日8:20から卒業式を行った台北市立第一女子高級中學(以下、北一女)の様子を紹介します。


会場前の様子

会場前の様子

 校門をくぐると、会場につながる通路の前に、手作りの門が設置されていました(1枚目)。前日雨が降っていた影響で、屋根の部分にはビニールシートがかけられていましたが、水がたまっていたシートを外すのにてこずっていた実行委員会の担当者の姿がありました。

 門をくぐり、会場の前へ行くと、1カ月以上かけて用意してきた成果の証しが出ていました。実行委員会のメンバーと場内整理と接客担当の2年生が準備で奔走する傍らで、卒業生とその家族が記念撮影をしている姿がありました。


入り口前の様子

入り口前の様子

 入り口の前は、チケット売り場と映画館の入り口が再現されていました。

 今年の北一女の卒業式のテーマは、「1961年の台北」。今では見られない当時の様子を見事に再現していました。


糖葫蘆(タンフールー。リンゴあめのリンゴがプチトマトやサンザシに変わり、串に刺さったもの)の屋台

糖葫蘆(タンフールー。リンゴあめのリンゴがプチトマトやサンザシに変わり、串に刺さったもの)の屋台

 入り口を通り、中に入ると糖葫蘆の屋台も再現されていて、記念撮影スポットになっていました。蛇足ですが、上の写真の糖葫蘆(タンフールー)は全部作り物で、食べられません。


中の様子

中の様子

 中に入ると、劇場のセットが用意され、後方には日本のラムネの瓶も再現してありました。この写真では柵が邪魔になってはっきり分かりませんが、カタカナの「ラムネ」という文字もしっかり再現されていました。

 同時に予告VTRなども流していて、雰囲気づくりもしっかり行っていました。

・ https://www.youtube.com/watch?v=RWUlN9ZOdM4
・ https://www.instagram.com/p/BjrZoEHHaH2/?taken-by=tfg76grad

 続く。


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