チリのアメリカ大使館に2000人が詰め掛け、反対デモ!!
2018.06.02 up
引用元:http://santiagotimes.cl/2018/05/11/chile-supports-palestines-right-to-independence-pinera-tells-abbas/
アメリカのトランプ大統領が、エルサレムをイスラエルの首都として認定したことについて、世界各地でいろいろな受け止め方があると思います。チリでの受け止め方について、簡単にリポートしたいと思います。
チリはアラブ世界以外で、最大のパレスチナ人コミュニティーだと言われるほど、パレスチナ人の移民が多く住んでいます。
19世紀後半からクリミア戦争や、第1次世界大戦などの戦争から逃れるために約35万人以上の移民がチリへ移住したと言われています。当時のチリは移民を多く受け入れ、国力を上げようとしていた背景があり、ヨーロッパなどからの移民も多く受け入れていた時代でもありました。
引用元:http://santiagotimes.cl/2017/12/12/jerusalem-is-palestine-chilean-protesters-to-trump/
チリへ移住したパレスチナ人の多くは、イスラム教ではなくてキリスト教徒だったこともあり、チリ人たちとなじみやすく、現在もチリには彼らの子孫が数多く住んでおり、チリで生活しています。
今回のトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都として認定したことに関して、多くの市民はパレスチナ人に同情を抱いている状態です。サンティアゴのアメリカ大使館の前には2000人が集まり、エルサレムをイスラエルの首都とするアメリカに反対するデモが行われたりもしました。
引用元:http://santiagotimes.cl/2017/12/12/jerusalem-is-palestine-chilean-protesters-to-trump/
また2017年12月にはチリの右寄り大統領セバスティアン・ピニェラが、アメリカがイスラエルの首都をエルサレムと認定したことに対して反対姿勢を示しました。18年5月には、パレスチナの大統領と面会し、独立を支持する意向を示した経緯もあります。
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タグ:エルサレム2018
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