チリは少しずつ朝晩と寒い日々で、長袖のパーカーなどを羽織っていないと風邪を引きそうです。そんな朝晩なのに、昼間太陽の下に立っていると暑過ぎて日陰に逃げたくなるような、温度差が激しい日々のため、体調を壊す人が続出中です。

　さてそんな秋に差し掛かりつつある今日この頃です。前振りとはちょっと関係がないのですが、チリの路面店での買い物について書きたいと思います。

　チリの路面店にあるショーウインドーは見栄えにあまり関係なく商品を全て並べている店が多く「オシャレ」とか「かわいい」とは程遠い感じにショーウインドーが出来上がっています。買い物をするテンションは残念ながら上がりませんが、それはそれでよく見るとその店の個性が出ているので面白いです。

　薬局などは手に取って商品をじっくり見たいところですが、店にもよりますが商品が全てカウンター越しにあり、いちいち店員さんに「〇〇の商品ありますか？」と聞いてから店員さんが商品を取りに行き、それを見て買うか買わないか決めるような段取りなので、少し面倒なところがたまに傷です。

　さらにその商品を買う場合、その場で商品のレシートを発行してもらい、そのレシートを持って違う場所へ移動し、お金を払ってからまた商品を違うカウンターに取りにいくという段取りです。

　最初チリに着いた時は結構面倒だと思ったのですが、今ではそれも普通に感じるようになりました。何か物を買うにもそのつど、人とコミュニケーションをとらなくては買い物もできないような感じです。チリの人たちはコミュニケーション上手だと思うところが多々ありますが、生活で不便だと感じることが人とつながるきっかけなんだなとも思います。

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