楽しめる落書き
2018.03.04 up
ボルドーで見つけた落書き1
フランスでは落書きをよく目にします。落書きといってしまえば簡単ですが、アートセンスにあふれたものもたくさんあり、見る人を魅了する作品も多々あります。いわゆる”インスタ映え”する作品も多く、若者をはじめ落書きを探しながら撮影する人もよく見掛けるようになりました。
ボルドーで見つけた落書き2
ただ日本と同様、所有者に許可を取っていない場合は、器物破損罪で逮捕されてしまいます。ロンドンをはじめ、パリも日本よりは落書きに寛容とは思えますが、法的に違法であることは変わりません。
特にパリの落書きは、高いビルの壁や地下鉄のトンネルなど、落書きをするのも命懸けではないのか、と思うような場所にあることも多いです。
ボルドーで見つけた落書き3
落書きで有名で、作品がみんなに認められ、現在も人々の目を楽しませてくれるものもあります。代表的なのは、ジェローム・メスナジェ(1961生)です。パリの20区を中心に活躍する落書き芸術家で、”白い男”シリーズで有名です。パリにお越しの際は、ぜひ見つけにいってみてくださいね。
ビアリッツで見つけた落書き
以前は、落書きが描かれては消去するというイタチごっこもしばしばで、消去のための費用も膨大になる、という問題もありました。アートか犯罪か、常に議論となるところですが、建物の管理者、アパルトマンの住民から正式に依頼を受けパリの景観の一部になっている作品もたくさんあるのです。現在では、ストリートアートとして認識されるようになってきています。
ドイツで見つけた落書き
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