フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

9月24日メルセ祭。祭りのシンボルとも言える巨人たち

9月24日メルセ祭。祭りのシンボルとも言える巨人たち

 日本では、お祭りに限らず、花火大会やお正月の初詣などで必ず登場するのが、「出店」ですね。しかし、スペイン・バルセロナはお祭り好きで頻繁に開催されるのに、日本のような出店は、ほとんど見たことがありません。

 日本人にとっては、「出店がお祭りの楽しみの一つ」ですので、バルセロナのお祭りは、個人的にはちょっぴり物足りなさを感じていました。

 今年9月22日から4日間バルセロナ最大規模のお祭り「メルセ祭」が催されましたが、そこでも屋台らしきものを見つけることはできませんでした。では、人々はどのように喉を潤すのでしょうか?!


 背後に見えるバーでビールを注文していた、お祭り好きなお二人!

背後に見えるバーでビールを注文していた、お祭り好きなお二人!

 まず、一つは、バーやカフェです。催しがある地区の通り沿いの店でちょっとした飲み物を補給しているそうです。ただ、お祭りは日曜日にかかることが多く、その時は閉まっている店が多いです。需要が高いお祭りの日だからと開店するわけでもないのは、ちょっと驚きですが…スペインらしいですね。


お祭りの出店の代わりになっている街角の商店

お祭りの出店の代わりになっている街角の商店

 二つ目は、日曜日も開いている小さい食品店で、お菓子や飲み物を購入します。これも、至る所にあるわけでは無いので、歩いていて見つけられればラッキーと言えます。


あまりにも多くの人が集まり、通行禁止になった時の様子

あまりにも多くの人が集まり、通行禁止になった時の様子

 三つ目は、手に持って歩いて飲み物を売っている人がいます。彼らは、正規の販路を無視しているので、どちらかというと、夜に頻繁に現れます。


コロンブスが新大陸発見後、王女に謁見した舞台「王の広場」でコンサート

コロンブスが新大陸発見後、王女に謁見した舞台「王の広場」でコンサート

 とにかく、パレードや野外コンサートなど市内いろいろな場所でイベントはありますが、手軽に飲食物は購入できないのは、意外でした。郷に入っては郷に従う…ですね。

 「食べる時は、バルがあるじゃないか♪」と、豪快に笑って答える彼らが、まぶしかったです。

*スペインのバルとは、アルコール・ドリンク類やタパス・ピンチョスなどのおつまみっぽい軽食を提供してくれる南欧独特の飲食店を指します。


レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

  • 783 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives