フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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日本にいる時、デモはあまり見る機会はありませんでしたが、欧州にいると頻繁に目にします。人々が自分の意見要望を声高らかにし、通りを行進または広場に集まり訴えているのです。

この結果、望みの方向に事態が進む確率が低くても、まずは納得いかないと主張する彼らを、その考えの善し悪しは別とし、とても頼もしく、私は羨望(せんぼう)のまなざしで見ています。

 それは、直接民主主義の動向の一つであり、国、世の中を皆で何とか作っていこうとするポジティブな要素が含まれているからです。


バスケットクラブの子どもたちがデモに参加

バスケットクラブの子どもたちがデモに参加

 驚くことに、それらのデモにスペインでは子どもが多く参加していると思います。例えば、
・教育の教科と内容に関するデモ
・休暇に関するデモ
・スペインから独立を希望するカタルーニャの人々のデモ
などに参加する子どもたちは少なくありません。

 左の写真は、バルセロナ市役所前で、ある地区のバスケットクラブが今まで練習に使っていた公営運動場での契約期限が終わり、そこで練習ができなくなると知り、「場所を提供して」と訴えています。

 子どもの時から、しっかり主張することを学び、自分の考えを通す強さを持つことは、大きくなって戦力となるでしょう。

 こうして学ぶのかな、生きるための強さ。





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