タイ

タイ:バンコク

青柳 みちよ(あおやぎ みちよ)

職業…主婦ライター

居住都市…バンコク(タイ)

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

施設の上の青空(施設側の写真のみ掲載しています)

施設の上の青空(施設側の写真のみ掲載しています)

 年に一度、かつて8年ほど住んでいたオーストラリアに里帰り旅行をしています。今回は滞在先のメルボルンから車で3時間ほどの、ビーチワースという田舎町で一泊しました。食事のおいしい小さな街です。


今は人けのない収容施設の一部

今は人けのない収容施設の一部

 当初、滞在先にと考えていたのは、100年以上前に看護婦寮として使われていたホテルでした。高台にあって景色が良さそうだったからです。が、結局別のホテルにしました。街に近い方が便利だと判断したのです。


破壊のひどい場所もありましたが、何か映ると怖いのでやめておきました

破壊のひどい場所もありましたが、何か映ると怖いのでやめておきました

 昼間は街を散策し、夜は料理を堪能し、寝心地の良いホテルで一泊した翌朝、そのホテルを見学しに行くことにしました。なぜこんな小さな田舎町に大きな看護婦寮が必要だったのか、少し不思議だったからです。


水が滴るホースは黒く溶けかけています

水が滴るホースは黒く溶けかけています

 答えは行ってすぐに分かりました。精神病患者のための大きな収容施設があったのです。1867年に建てられたその施設は、すでに閉鎖されていますが、手つかずのまま放置され壁はボロボロ。収容施設ゆえ閉鎖的な造りなのに、部分的に破壊されて中がのぞき見えるのがまた何とも不気味。看護婦寮はその施設と向かい合うように建っていました。


「幽霊ツアー」の案内 幽霊話も出回っていますが真意は?

「幽霊ツアー」の案内 幽霊話も出回っていますが真意は?

 もしこのホテルを予約していたら、これを見て慌ててキャンセルしたかもしれません。

 「幽霊ツアー」まで行われている建物のすぐ前のホテルなんて、いくら “オージーは大らかさが魅力”と言ってもちょっとやり過ぎでは?と思ったら、時に満室となるほど人気だそうです。写真で見ると部屋は明るくてキレイ、無線通信Wi―Fi(ワイファイ)だって使えます。

 でもこのホテル、日本だったら人気出るかなぁ…?


レポーター「青柳 みちよ」の最近の記事

「タイ」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives