世界各地に住んでいる皆さん、寒い冬がもうやって来ていると思います。恋しい家具はないでしょうか？　日本の冬の風物詩、こたつです。

　岡山県新見市は山奥に位置していることから、瀬戸内式気候区の岡山市と比べ、グッと平均気温が下がります。そんな理由から、少し早めにこたつが登場し、少し遅めにこたつがしまわれます。

　先日、フランス・トゥルーズの友人が、実家へ遊びに来てくれた際、普通タイプのこたつでお茶を出し、その後、掘りごたつで夕食を取りました。

　特に掘りごたつは、彼らにとってとても新鮮な家具。彼らの言葉で言うと「足元に暖炉が付いたテーブル」です。

　「足の下が燃えてる。テーブルの下が火事だ！　危ない！　水！　水！」とはしゃぎながら、日本らしい温もりを、私の家族と楽しんでいました。

　さて、師走。新見市も冬の到来です。日本の風物詩、日本が誇る冬の家具で、今日もぬくぬく過ごします。

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