台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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写真機材用品展名物のカメラお手入れサービス

写真機材用品展名物のカメラお手入れサービス

 毎年10月中旬になると開催される写真機材用品展。今年で27年目になるそうですが、3年前から同時にアウトドア用品展も開催されるようになりました。「アウトドアには、カメラを使った撮影が付き物」で、両者は密接な関係があるということで、同時に開催されるようになったそうです。

 今年も、10月12~15日に世貿中心の1号館で開催されましたので、その様子を紹介していきます。


アウトドア用品展の様子

アウトドア用品展の様子

 私もカメラを使うので、必ず訪れる写真機材用品展です。最大の魅力は台北市内にあるカメラの修理専門店の「この道40年あまり」のベテラン技師による無料のお手入れコーナーです。

 無料なので、必要最低限の作業に留まりますが、人気が高いので、予定の時間前に登録して、整理券をもらわないといけない人気コーナーの一つです。

 私は13日に行きましたが、金曜日ということもあり、並んでいる人が少なかったように思いました。過去は土曜日か日曜日に訪れていたので、ものすごく人が並んでいた印象があったのですが、拍子抜けするくらい空いていて、係の方とリラックスして会話を楽しめるくらいでした。


ブースの特設ステージでのイベント

ブースの特設ステージでのイベント

 写真機材用品展のもう一つの魅力は、会場で販売されている機材が割り引かれていること。割引がなくても、購入特典がたくさんついていることがあり、あるメーカーのカメラを購入した場合は、予備のバッテリーやカメラバッグや記録用メディアがついてくる場合もあります。

 参考までに、私も昨年あるメーカーのカメラバッグを購入しましたが、20%割引きだっただけでなく、会場価格で300元(約1112円)相当の卓上型三脚がついていました。


アウトドア用品展の会場

アウトドア用品展の会場

 アウトドア用品展の会場は、無料の写真機材用品展とは違い、200元(約741円)のチケットを購入しなければなりません。

 様子を見てきましたが、写真用品展にもブースを構えていた有名な小型ビデオカメラメーカーがあっただけでなく、カメラバッグなど、両方で展示・販売されているものも多く見られました。


ボルダリング体験コーナー

ボルダリング体験コーナー

 個人的に会場で目を引いたのは、ボルダリングの体験コーナー。子ども連れの方がチャレンジする姿が見られました。

 2020年の東京オリンピックの追加種目に正式決定し、日本ではスポーツニュースで代表候補の選手が紹介されるなど、注目を集めているようですが、イベントの担当の方の話によると、台湾ではそこまでの注目はないようです。

 このイベントは、来年も10月18~21日の開催が決まっていますが、会場は南港展覧館。世貿中心1号館のよりも広い所で、参加する企業、団体、来場者のさらなる増加が期待できそうです。

*写真機材用品展のホームページ
https://www.chanchao.com.tw/digital/

*アウトドア用品展のホームページ
https://www.taiwanoutdoor.com


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