台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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城内の様子

城内の様子

 今回用意したシナリオは、以下のような感じです。

 オリュンポスに集まった12の神々。
 王であるゼウスから提案されたのは、「人類を残すか否か」だった。

 12の神々から出てくる言葉には、人類に否定的なものばかり。
 ゼウスの妻・ヘーラーが「人類は婚姻に対して不誠実なのが多い」と嘆けば、狩猟、森林の神・アルテミスが「人類は動物を絶滅させる元凶だ」と言い、農耕・大地の神・デーメーテールも「人類によって植物が枯らされてしまった」と人類に対する不満が噴出。
 さらに、愛と美の神・アフロディーテも「世界には醜い人類が多すぎる。絶滅させるべきよ」と語気を強め、海の神・ポセイドンも「腹立たしい人類よ、我輩の海を汚しおって。(絶滅させて)海のように静かにさせてやろうか」と言い放つ始末。たまらず、伝令神・ヘルメースが「ダメだよ~、人類を滅亡させちゃだめだよ~。あんなに可愛いじゃないか~」と優しい一言。
 会議の空気が一変し、最後に知恵、工芸、戦略の神・アテナが「それでは人類に厳しい試練を与え、残すに値するか証明させましょう。それは、『世界で一番貴重な宝物を手に入れる』です」と言い、ゼウスも同意。

 それを受け、予言、芸術、音楽、医療の神・アポローンが、「じゃ、このダーツで(試練を課す人類の代表者を)決めようじゃないか」と言ってからダーツを放ち、当たったのが、台北市立第一女子高級中學(以下、北一女)の卒業を控えた18歳のある生徒。
 ヘルメースが早速学校へ行き、訳がわからない彼女を半ば強引にオリュンポスへ連れて帰りますが、彼女の運命や如何に……


途中、パフォーマンスもあり

途中、パフォーマンスもあり

 卒業式は、その生徒とヘルメースがオリュンポスで試練を乗り越え、宝物の「金羊毛」を手にいれるまでの過程を、高校生活の3年間に置き換え、寸劇が進んでいきました。

 途中、シナリオに合わせ、クラブのパフォーマンスの時間があり……


表彰式の様子

表彰式の様子

 表彰式もありました。
 ちなみに、アシスタントのコスプレはメドゥーサでした。


ダンスバトルもあり……

ダンスバトルもあり……

 主題こそ、以前紹介した台北市立中山女子高級中學(以下、中山女高)と同じになったものの、ストーリーの構成など、独創性を発揮しましたが、同じになったものが一つあります。

 それが、ダンスバトルの部分。
 北一女は、ストリートダンスVSロックダンスでした。

 このダンスの間、歓声がずっと鳴り止まない状態でした。

*中山女高はこちらをご参照ください
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=20168191639


恒例のエクササイズの時間

恒例のエクササイズの時間

 北一女名物の卒業式名物・エアロビクスもしっかり行われました。
 高校生活3年分のダンスを卒業生全員で行い、高校生活に別れを告げました。


 次回へつづく


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