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日本:千歳市

高橋 久美子(たかはし くみこ)

職業…専業主婦
居住都市…北海道千歳市

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3月6日(日)午後、雨が上がり始めたプサン市郊外。全国的に雨上がり後からひどい大気汚染となりました

3月6日(日)午後、雨が上がり始めたプサン市郊外。全国的に雨上がり後からひどい大気汚染となりました

アンニョンハセヨ(こんにちは)。こちら韓国、2月初旬の陰暦お正月「ソルラル」の頃から、春らしい陽気が続くようになりました。今週は「ゴッセムチュイ(冬が花に嫉妬する寒さ・花冷え)」で一時的に寒くなる予報ですが(3月8日現在)、テジョンでも木々がつぼみを膨らませています。

そんな先週末(3月5日・6日)は全国的に激しい雨が降りました。そしてその雨が上がったと同時に強い大気汚染もやってきました。もともと秋から春にかけて、PM10とPM2.5に悩まされるのですが、春にはそれに黄砂が加わります。黄砂の中にはPMも含まれるので、PMも悪くなり、視界が白く濁る日々が多くなります。

この大気汚染、もう何年も続いているにも関わらず、雨風頼りというのが実情です。雨が降れば一時的に汚染物質が空から落ち、風向きにも一喜一憂すると言った感じです。

韓国は3月から新年度がスタートしますが、息子の通う公立保育園では、PM担当教諭という役職ができました。室外活動は大気汚染指数を参考にしてから行うということです。
しかし、この指数も健康な人への基準であり、またWHO基準より緩い基準になっています。オリエンテーションでは同じクラスの保護者からも「大気汚染がひどい日の翌々日に子どもが必ず気管支炎になるので、そのような日は登園させないようにする」との発言もありました。
ここ1年ほどで、マスクをしている子どももよく見かけるようになってきました。社会見学活動の日の活動写真では、10名ほどのクラスメイトのうち、3名がマスクをしていました。

これから梅雨までますますひどくなるであろう大気汚染が、未来を担う子どもたちをも苦しめています。汚染原因の約半分は、外国からでなく自国(韓国)から発生しているというテレビ番組も見たことがあります。早急に国レベルで対応するときが来ているのではないでしょうか。






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