ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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場所を取り、お天気の良い昼間にしか使えないのが難点。

場所を取り、お天気の良い昼間にしか使えないのが難点。

年が明けてもインドとの国境の封鎖は続いており、寒空の下、厳しい燃料危機と長い停電に苦しんでいるネパールです。私もガスを節約しようと電気ケトルを、さらに闇を照らす懐中電灯と充電式卓上ランタンも新しく買い求めました。もちろんろうそくも常備しています。ガスは非常に入手困難で、販売の情報が出ると大行列が出来ますが、2,3日野宿しても半分充填したボンベが貰えるかどうか?という状況で闇市場では3倍以上の値段で取引されています。

そしてガスが尽きた多くの家庭が電磁調理器や電気ヒーターを利用したため、電柱のトランスフォーマーが故障し、市内各所で数日間停電という事態に陥っています。


薪をくべる簡易かまどは土製、金属製と様々なタイプが出ています。

薪をくべる簡易かまどは土製、金属製と様々なタイプが出ています。

そんな中開催されたエネルギー展示会には大勢の人が訪れました。展示販売されていたものは、ソーラー温水設備、ソーラーパネルの蓄電式電灯、充電バッテリー、家庭用バイオガスプラント、小型風力発電装置、太陽光パノラマ調理装置、IH式コンロ、そして効率よく薪で調理できる簡易かまども様々なタイプのものが出ていました。日本製のソーラーパネルも関心を集めていました。


太陽熱温水設備とソーラーパネル

太陽熱温水設備とソーラーパネル

バスルームの温水はガスの瞬間湯沸し器を利用している我が家もソーラー温水設備の導入を検討しています。比較的晴天に恵まれているカトマンズなので、夏は十分な高温になり、冬でも温かいお湯が供給できるようです。


国を挙げて注力していますが、なかなか…。

国を挙げて注力していますが、なかなか…。

政府が率先して関税や消費税を免除し、補助金でも出して普及させ、エネルギーを自給できる国になって欲しいと思います。



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