ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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広場に集まる見物客の山!

広場に集まる見物客の山!

8月30日(日)ガイジャトラ=牛祭りでカトマンズ盆地は祝日でした。

毎年この時期に行われるガイジャトラは、カトマンズ土着民ネワール族のお祭りで、この1年に命を落とした人の魂を天に送る儀式で、賑やかに行進して遺族の哀惜を拭い去るという慰霊祭的なお祭りです。


遺影を掲げた牛の輿には角もあります。

遺影を掲げた牛の輿には角もあります。

4,5月で地震の被害を受けた世界遺産サイト、バクタプル市に見物に出かけてみました。で大地震後初のメジャーフェスティバルとあり、地元民の祭りにかける意気込みは例年以上。


カトマンズのガイジャトラでは、牛やクリシュナ神に扮装したり、本物の牛を引き連れてパレードしますが、バクタプールでは、牛に見立てた竹の高い輿に遺影を掲げて担ぎ、前後の布で連なって進みます。


掛け声高らかに2本のスティックを打ち鳴らして踊ります。

掛け声高らかに2本のスティックを打ち鳴らして踊ります。

辺りはお香がもうもうと焚かれ、シンバルや太鼓の音が響きます。2本の撥を打ち鳴らせながらのスティックダンスとネワール族の民族衣装も必見。見物人たちは、お菓子やジュースをお供えし、冥福を祈るのです。


この地域の地震による地元外国人ツーリストの犠牲者を悼むバナーも掲げられていました。

この地域の地震による地元外国人ツーリストの犠牲者を悼むバナーも掲げられていました。

お年寄りの遺影が多い中、地震の犠牲者と見られる学生さんや子どもの遺影も見られました。遺族の悲しみが癒え、元気を取り戻して復興へ向けて歩みだしていけることを願います。

ネパールのお祭りはこれから11月まで立て続けに行われます。





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