４年前にバンコクに越してきて以来、ちょっと気になることがあります。
それは頻繁におこる「一秒停電」です。
まさしく一秒から数秒程度の“停電”のことで、あっという間に復旧するのが特徴です。

それは明け方の時間帯によく起きます。バンコクは一年中夜が暑いため、エアコンも一晩中かけっぱなし。停電になると切れてしまいますが、短時間なのでまず気づくことはありません。

翌朝になって電子レンジやオーブンのデジタル時計がリセットされているのを見て、はじめて「停電になったんだ」と気づきます。停電になるのは短時間でも時計はリセットされるので、その都度セットし直さなくてはなりません。その回数、この４年間で３～４０回にはなるでしょうか。さすがにウンザリします。
「一秒停電」は、いつでも起こるわけではありませんが、起こる時には頻繁に起きます。
そして先週はなんと１週間に３回も「一秒停電」に見舞われました。

バンコクは意外と電気系統の問題が少なく、大きな停電になることは殆どありません。それなのに「一秒停電」が頻繁に起きるのは何故でしょう。本当に不思議です。

電気工事でも天候の影響でもないのに、時々そっとデジタル時計をリセットしていく「一秒停電」。
でもリセットする電気機器がなければ「一秒停電」の存在にも気づかないかもしれないなぁ、なんて思いつつ時計をセットし直しています。

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