春から6月半ばごろまで、ベルリン市内ではあちこちにイチゴのスタンドを見かけます。つるつると赤く光ったイチゴが山のように積み上げられ、中央にはイチゴ色をした可愛らしい熊のぬいぐるみが置かれています。客の呼び込みのようなものは一切無いのですが、通りかかった人たちは次々と買っていきます。
このイチゴはドイツ北東部に本拠地がある農場で採れたものを直売しています。社名はカールスで創業は1920年代に遡り、老舗の家族企業で現在は創業者の孫が経営者になっています。メディアによるとワンシーズンの生産量は何と5000トン以上でベルリン市内だけで232か所でスタンドが出ているそうです。
この時期になると私も必ず買いますが、とにかくおいしいです。柔らかく甘みがあり、スーパーで販売されているイチゴとは格段に味が違います。イチゴと一緒に販売されているジャムもとてもフルーティーでやはり市販の商品との違いを感じます。
調べたところ、ベルリンの近郊にはカールスが経営するイチゴのテーマパークもあるそうです。館内のレストランには、同社オリジナルのイチゴのカフェラッテなどもあるのだとか。機会を見つけて、子供と一緒に行ってみたいと思ってます。
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タグ:ドイツ、ベルリン
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