オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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いよいよ・・・という表現がぴったりなのは、FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015での、日本対オランダ戦。いよいよ、6月23日に迫ったこの試合ですが、普段は男子のサッカーにしか興味がない(?)男性陣らも、いつになくこの試合には注目しているようです。


『女子の皆さん、サッカーをやりましょう!』と記された、女子選手を募る旗。

『女子の皆さん、サッカーをやりましょう!』と記された、女子選手を募る旗。

実は、オランダ女子チームがベスト16に入れたのは、『奇跡に近い』などという口の悪い人もいたほど、期待されていなかったようです。オランダでは、国技と同格で人気があるスポーツ、サッカー。(国技は、スピード・スケート)しかし、やはりこの国では『サッカーは男子がやるもの』という暗黙の了解のようなものがあるようで、女子がいくら頑張ったところで、『男子のそれとは、技術的にもまったく違う』という感覚で捉えられている感じは否めません。


しかし、今回はベスト16に入ったのですから、期待されていなくても、それはそれで大したものでしょう。スポーツ・ニュースなどでも、かなり報道されてはいるのですが、それにもかかわらず、『日本のような最強のチームに、勝てるかどうかわからない』と、弱気な発言をする女子選手もいるようです。


それでも、サッカーを趣味として行なうオランダ人女性は増え続けている。

それでも、サッカーを趣味として行なうオランダ人女性は増え続けている。

かつてから、『日本のスポーツ界は女子が強い』とか、『男子はどうしたんだ?』といった言葉が聞かれることもありました。女子マラソンや、今回のサッカー、そして、フィギュア・スケートなどで日本女子の活躍が報道されるたびに、日本女子への期待が高まっています。


さて、『日蘭なでしこ』対戦は一体、どうなることでしょうか。深夜(明け方?)の試合になりますが、熱心な邦人ファンたちは、テレビ桟敷で応援する人も多いようです。ちなみに、オランダ人たちの意見では、『5対0』で日本の勝利だそうですが・・・。


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