アンニョンハセヨ（こんにちは）。結婚して韓国に引っ越してくる際、私は中古で購入し約5年間乗った車を廃車にしました。自分ではまだまだ乗れる状態と思っていましたが、韓国まで持って行って乗るには手間がかかりすぎ、だからと言って日本で中古車として売るにはあまり状態が良くないとのことでした。廃車時にはもちろん、廃車のための手数料がかかりました。
結婚後、韓国で乗っていた車は20年ほど前に製造された車です。エンジンがかからないことも多くなり、年に何度も中古部品を手に入れてはあちこち修理して乗っていました。しかし、ついにこの冬限界が来て、「これ以上直して乗るのは無理がある。」と複数の車専門業者に言われ、廃車を決意しました。

驚いたのは、覚悟していた廃車手数料を払うどころか、25万ウォン（約2万5千円）ほどの現金を受け取ることができたことです。これは鉄をリサイクル資材として買い取ってくれるためです。おかげで廃車手数料を差し引いても手元に20万ウォン（約2万円）以上の現金が残ることになりました。今年の冬は鉄の価値が下がり25万ウォンでしたが、もっと前に廃車にしていれば車体引き取り価格は40万ウォンほどになったそうです。
日本では廃車時にリサイクルするという名目で手数料を取られるのに、韓国ではリサイクルとして鉄の代金を受け取る…。同じことが正反対の結果となったことに、少々驚いた出来事でした。

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